一霊四魂三元八力の「三元(剛体・柔体・流体)+気体(気)」のムスビにより、何が起こる・起こすのかというと…
カタカムナ+日本神話+古事記の解読の流れで「三位一体の肉体・精神・魂」の3つそれぞれに「カムの力を引きだす・発揮する仕組み(設計)が成されているはず!」という思いに至りまして~今は「肉体の覚醒」にはどう身体活用すればよいのかを探っております。
私が肉体覚醒の為に、まず目を付けたのが「合気道の祖・植芝盛平氏が説く”武産合気”の世界」なのです。
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植芝盛平氏ってこんな人
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では、「三元の気のむすび」(というか一霊四魂三元八力のムスビ)において、何が起こり成されるかって処を探っていきましょう。
【三元(+気)】
- 「剛体」=個体(骨)
- 「柔体」=柔体(肌・肉・筋肉)
- 「流体」=液体(血液・津液・体内を巡る液体)
ここに盛平氏は「気(気体)」を足して、”それぞれの体の世界の武”があり、
「気体による呼吸のむすび」によって剛体・柔体・流体・気の世界それぞれ各層をすべて浄める「禊の業」が働くという。
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真の武とは、この「すべてを浄める禊の業」なのだと合気の道は説いている。
そういえば、古事記や日本神話や古神道の示しでも「祓い・禊」は重要とされている。
「産巣日神によるムスビの造化」と「神の祓い・禊の業」が示すのは、造化による生成は自己浄化循環性を持ち、大調和(合一)に向かっているということでしょうか?
我われは日々「祓い・禊」を続けていかねば、すぐに罪穢れ・禍を身に受けやすく、のみこまれやすいんでしょう。古事記や日本神話が示すように「我々」は本来「神の子」ならば、今その神性を自分で感じられないのは「穢れ」や「禍」に憑かれ覆われているからかもしれません。
逆に「三元の気のムスビ」により身心の各層で「禊」できれば、神性の力を発揮できるということではないでしょうか。
イザナギが穢れを嫌い「禊」をして三貴子を生み、そこから一気にこの世界に天神地祇が溢れ始めたのも、そういった「この世界の仕組み」を説いているのかも。
(※今「古事記」を読み、解読作業中ですが イザナギ・イザナミの2柱協力による生成は実はとても少ないんですよ、イザナギの「禊」から一気に流れが変わる)
「むすび」→「禊」→溢れだす力(本来の力の覚醒)に至る、という流れか?
(つづく)