プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【グランド・ツアー】メルセデスのカーシェアリングサービスに車好きおっさんずが吠えた、愛車意識!

グランド・ツアー シーズン2 予告編 (字幕版)

グランドツアーの中に短い3人のトークコーナーがある。

といってもスタジオでは、ずっと三人がしゃべり倒しているけど。

#12においてジェレミーの言葉で最近めっきり耳にも目にもしなくなった

「愛車」という言葉が脳内にドドーーンときた。

これはこれからの経済を考える時、最も大事なことかも。

 

 

 

 

何気なく見ていたグランドツアー①の第12話

 

 

この中の超ミニコーナーで

メルセデスがはじめたというカーシェアリングビジネスが

トークの議題で上がっていた。

メルセデス車オーナーが使っていない間に貸出しできるようにする計画がある」

※この番組収録当時は「計画段階」だったが今は実施されているようです

 

この時の3人の話をきいて

いろいろ「これは!」と思うことがあったので

ここにφ(..)メモメモしておこうと思います。

 

今の世の中すべて人も物も時間も

拝金主義者にとっての「道具・ツール」となり

人も物も時間も消費されていく。

そんな中で置き去りにされた「人の感情」が

小さい経済圏に戻っていったときに重要な動力になるかもしれない・・

と、ジェレミーたちの話をきいて思ったのです。

(※ここ、今日伝えたいポイント)

 

 

愛車を時間貸しするカーシェアリングサービス

メルセデスがこんな計画立ててるみたいだよ」と

ジェレミーが話題にあげたこのカーシェアサービスですが

メルセデスだけではなく他のメーカーでも実施されているようです。

 

ジェレミーが議論のポイントにしたのは

メルセデス車オーナー(個人所有者)が自分が使っていない間

貸出できるようにオーナーと借り手をつなぐサービスをメルセデスが計画した」

というところ。

 

あなたはどう思いますか?

 

「自分が使っていない間に車を貸すことで稼げるならお得じゃん」

借り手も貸し手も双方win-winじゃん!と思う人もいると思います。

 

資本主義の中では

人も物も時間も資本ですからね。

生産の道具ですもの。

 

私も実は3人の話をきくまでは

「まー時間と車の有効利用ってことかぁ」くらいにしか思ってなかった。

ただ、自分が車の所有者だったら

知らない人に貸すのちょっと嫌だぁ・・って思ったのも確か。

「自分のものじゃないし」と乱暴に使う人や汚く使う人には貸したくないけど

丁寧に使ってくれる人なら、貸す事で私の財布も潤うならラッキーというのが

私の正直な感想でした。

 

3人の話をききながら

私は大事なことに気が付いたのです。

思い出したに近い。

 

メルセデスは車とオーナーの関係をまるでわかっていない」

ジェレミーのことひと言で

他の2人も熱く「車とオーナー(所有者)の関係」について

語りだしたのです。

 

3人はこう語るのです。

「大企業は車をツールとして見ているようですが

車とオーナーの関係はもっと感情的な結びつきがある」

 

このことに関して3人が秀逸なたとえ話で語ってくれた。

私も「なるほど、確かに」と思ったよ。

 

■ジェレミーは、まずペットに例えた

自分の愛車を「この時間は乗らないから」と貸す奴なんているわけない!

と言いながらジェレミーがこんなわかりやすい例え話をしてくれた。

 

「自分が飼ってるペットを、

”この時間は自分には用がないから貸しますよ”

なんて奴がいるわけないだろ」

 

ペットは大事な家族!

知らない奴に時間貸しなんてできるわけねーだろっ

という話なんですよ。

 

ここから他の二人もヒートアップ

 

■リチャードは自分のアソコに例えた

※ジョーク込ですよ

俺のアソコを人に貸すわけねーだろ。

俺のアソコで他人が勝手に楽しむなんて許せない。

俺のアソコは俺だけのモノだ!

 

つまり愛車は自分の一部も同じなんですって(^^;)

リチャードの気持ちわかってあげて☆

 

■メイは恋人に例えたよ

自分が会えないからって

恋人を貸す奴なんていない!!

会えない時だって、相手のことを思っているんだ。

 

と、英国紳士メイは申しておりました。

更に彼は赤裸々に話を進めます。

 

自分の愛車を他人が運転して乗り心地を楽しんでいると思うと

自分の恋人がよその男に抱かれてるような気分になる・・・。

 

だから絶対に嫌だとメイは言います。

 

自分が手離してしまった車を

中古で買った新しいオーナーが乗っている姿に

遭遇した時も「別れた恋人が新しい彼といる姿」に見えるので

できるだけ見たくないと言ってました。

 

そんな愛情で結びついた関係だったのか!

と思ったんですけど

「愛車」って言葉・・・ちょっと前の日本でも

CMや雑誌やメディアでよく目にしていた言葉だと気が付いた。

 

愛車意識、愛着、愛情が今後の経済の鍵かも

マーケティングという言葉が日本でも一般化し

「モノを買わせる戦略」があらゆるメディアを駆使して

消費者を洗脳している現在。

 

私もすっかり「モノへの愛着」なくしていたことに気が付いた。

ものすごく思い入れがあって

ものすごく大事にしているモノ

ものすごく愛着湧いているモノ

・・・・あれっ、今の私の所有物にそんなもの・・・ないかも!?

 

無いと困るものは多いんですけど

「次を買えばいいか」くらいの意識なんですよね。

 

あれ?

私はいつからこんな価値観になってたんだ(?-?)

小さい頃の方が

身の回りのモノや買ってもらったモノに

思い入れや愛着があった気がします。

 

物を買う行為が全て「消費」になり

今となっては「消費させられてる(誘導・洗脳されてる)」状態に

なっていたかも・・怖いっ。

 

こんな大事なことを

たぶんセレブであろう車好きなおっさんず3人の

何気ない会話から教えられようとは・・・。

セレブの方がモノに愛があったなんて・・、悔しいです。

 

モノを造る人も

サービスを提供する人も

それらを買う人も

「ここに愛情(感情)が込められている」

ことで経済・社会が我利我利拝金主義から

生き返るかもしれないですね。

 

最近読んだこの本にあるような社会や日常が

本当に自分のまわりにも実現して広がるかも。

 ↓

 

この本は「お金は愛です」とか「感謝・感謝・感謝のごり押し」の

自己啓発やスピ系の本ではなく、

昔ながらの日本の「商い」「商売」「商人の心得」みたいなものを

おじいちゃん、おばあちゃんが教えてくれる1冊になっています。

 

自分が売る側でも買う側でも

こんな世の中になればいいなぁと思う

そんな世界が覗ける1冊で、おすすめです。

 

自分が持つ「時間、人、モノ」を何でも金に換えようという

考えに陥っている人は一度3人のトークきいてみて!

 

メルセデスの名を敢えて挙げたのは

メルセデスのサービスを批判したいわけではなく

「大手が自社の製造物を単なるツールと見てしまうコト」

という部分を強調したくてトーク議題に出てきたまま

このブログでも書かせてもらいました。

 

では、また~☆

 

 

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