シーズン1も面白かったけど、シーズン2はもっと面白い!
そんな恐ろしい車エンタメ番組「グランド・ツアー」のエピソード7は
色々真剣勝負が熱いです。
アンソニー・ジョシュアvsビル・ゴールド・バーグのラップタイム勝負も注目!
一流の格闘家というのは
こんなにも穏やかで紳士的なのかぁ!!
ってほど素敵で惚れそうになった。
更に激アツな闘いを見せてくれたのが
巨大な資金力を持つ先鋭チーム・アウディの4輪駆動車に
2輪駆動車で闘いを挑む小チーム・ランチア!
見逃せない2つの闘いはこちら
⇓
カーレースやラリーがなんのために行なわれていて
そこに懸ける人々の情熱!
またその結果が必ずしも「売れる車」になるわけでもないもどかしさ・・
リアルな物語はいつもどこか・・せつないのだ。
爽やかな格闘家2人によるラップタイム勝負
今回の「セレブリティーフェイスオフ」は
格闘界のスター対決だった。
◆英国代表はボクサーのアンソニー・ジョシュア
めちゃくちゃ笑顔の素敵なナイスガイである
若く、かっこよく、強い・・・モテモテやろ~
常に笑顔で受け答えし、陽気で穏やか青年なのだ。
◆米国人気プロレスラーのビル・ゴールドバーグ
この手前の坊主のおじさんがビルなのだ!
めっちゃ面白くていい人だったよ。
ユーモアあふれる笑顔のおじさんなのだ。
しかも「プロレスは台本がある」ってジェレミーの意地悪な質問にも
「そうだよ」って答えちゃう素直で正直な人なのだ(^^)
「台本はあっても 痛さは本物だよ」って言ってた。
◆車勝負ですっかり仲良しな屈強な男ふたり
練習風景からめっちゃ面白いんで必見ですぞ。
しかも、収録通してすっかり仲良しなふたりの
和気藹々ぶりに癒される~☆
戦い終わって讃えあうという美しきアスリート魂を見よ!
こう見えてめえっちゃ陽気で可愛い笑顔のおじさんなのだ(^^)
かっこよすぎるだろ~
いい男が過ぎるぜ~
1982年アウディ・クワトロがラリーを制覇!
※GT2#7より
アウディのラリー制覇は
1977年にラリーのルールブックを変えちゃうところからはじまる。
軍用四輪駆動を乗用車に搭載してみては?
そして造ってみた!
次の問題はどうやって「売るか?」
そこで四輪駆動の持ち味・性能をアピールできる効率的な方法として
ラリーで勝つことにしたのだ。
でも当時のラリーのルールブックでは
出場できるのは2輪駆動車だけだった。
アウディはこのルールをさくっと変えてしまった。
これは交渉術に長けていると言うしかない。
相手を油断させサクッとルールを自分優位に変えちゃう術使うよね~
こうして1982年アウディ・クワトロがラリーにおいて
1位~3位まで独占しチャンピオンに輝いた。
巨大資金力・四駆のアウディに知恵で挑むランチア
ラリーにおいて四駆は圧倒的に優位だった。
四駆を持ちこんだアウディは資金力も抜群で
アウディのレースチームは世界最強だった。
そんな大きな力のアウディに
資金力は無いが知恵で挑んだチームが「ランチア」なのだ。
四駆のアウディ・クワトロに
ランチアは二輪駆動のラリー車 「ラリー037」で挑んだ。
1/32 ランチア 037 (サンレモラリー 1983) F.TABATON - L.TEDESCHINI FLY88175
ランチア・チームがホントに知恵が凄いんですよ。
しかもドライバーのワルター筆頭にいい意味で変わった人が集まっている。
ワルターは景色の綺麗なコースでのラリーでしか参戦しない。
そして跳ねるコースでは運転しない。
「飛びたいならパイロットになっていた」と平然といっちゃう人なのだ。
◆ランチアチームの知恵
- 200台の車を400台に見せるランチタイムマジック!(←これ、すごい)
- 砂埃の中をスタートするのを回避する方法(←これバレそうになる)
- 雪山レースではレース前に大量の塩を買い込みコースにまく
- 市民を装い行政に電話して除雪作業をしてもらう
- モンテカルロの雪山のラリーでは冬用のタイヤにこっそり交換
泣いてまうやろ~~~~(;;)
でもホントに泣けるのは
これでアウディに勝利したことなのだ。
年間のポイントで勝利したのだ。
車の性能も
会社の資金力も
どう考えても物理的に有利なアウディに
2輪駆動のラリー車で勝ったのだ!
レースで勝つこととビジネスで勝つことは別モノ
知恵でラリーでは勝ったランチアですが
本来の「車の性能を知ってもらい買ってもらう」という
目的での勝者はアウディとなったのです(;;)
ビジネスとしての結果は
みなさんもご存知の通り。
私はアウディの名は知っているが
「ランチア」って今回初めてその名を知りました。
そんな車メーカーあるのも知らなかった。
レースで勝つことと
ビジネスで勝つことが別という
事を車業界は教えてくれる。
そのまま現実を目の前に突き付けてくれる。
また逆にチーム力や知恵が
条件や物理的力を超えて勝利を掴めることも教えてくれる。
リアルな人の物語は
いつも大事なことを教えてくれる。
日本車だってカーレースで活躍しているんだからっ!
ちなみに1982年のチャンピオン・アウディチームでは
女性ドライバーも活躍してるんで是非見てね~
では、また~☆