その実態は何ぞや?
ドキュメンタリー『ジェネレーション ウェルス』の中で
ハーバード・ビジネススクールで学んだ元ヘッジファンド・マネージャーの
言葉が的確に核心をついている。
ここまでの「イライラ社会の謎解き」①~⑤はこちら
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「MBAって何を学び得るのか?」
MBA取得者はその知識をどう社会に活かしているのか?
私も大いに勘違いしていたので
ここでちゃんと見直しておきたい。
今回も教科書はこちらです。
今の社会・経済の仕組みや実体を知るのに
「超わかりやすく面白い」のでおすすめの1冊
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では「MBAってなんだ!」の謎を解いていきましょう☆
90年代にMBA留学の目的が変わった?!
今の日本の我利我利拝金主義の広がりにきっかけは
この2つの影響がとても大きい。
- 外資系コンサルティングファーム
- MBA留学の流行
どうやらこの時期に日本人のお金の意識は
経営者層を中心に変わりはじめており
当然MBA留学の目的にも変化が。
90年代以前は
自分が所属する、あるいは後継者として
自分が後々経営する会社を
よりよくするための知識を求めての
留学だった。
今は、「より効率的に利益を増やし会社を維持・経営する方法を学ぶ」為に
MBAで何を教えているのか?
何を学んだか?
を詳しく見ていきましょう。
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MBAは経営「管理」の修士
Master of Business administration
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経営を維持・管理するための技術と知識を学んだ人のこと
ぶっちゃけて言うと、こうだそうです。
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MBAで教えているのは
人の転がし方と
お金の転がし方です。
またハーバード・ビジネススクールで学び
ヘッジファンド・マネージャーとして成功し
その後、巨額詐欺で国際指名手配となった
フロリアン・ホームはドキュメンタリー映画
インタビューでこう答えている。
インタビュアーの「道徳は学ばなかったの?」という質問に
「NO、世界を支配するように教えられた」と答えていた。
MBAで学びプロ社長・プロ経営者へ
有名なハーバード・ビジネススクールを卒業後はこんな感じ
になるそうです。
これは!
よくバブル崩壊後に日本の経営危機企業の立て直しに
招かれていた海外からのプロ社長たちではないかっ
彼らの正体はこれだったのか・・
会社を興して大きくしてきた人達とはまた別で
「数字のプロ」って感じかしらね。
日本だと社長=会社の最高責任者で会社の象徴的イメージあるよね。
社員全部とは言わないが「会社への愛はある」イメージ。
でも欧米では「社長」の認識がちょっとちがうようです。
「社長=職業?!」
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短期的利益を上げるのに
最も効果的で効率的なのが
人転がしと金転がしというわけか・・
私が思っていたよりも
「表面的な数字」や「表面的な人の扱い」の専門家らしい。
経営ってもっと芯(生産力)を太くするもんだと思っていた
私の超勘違いでした。
次回は「Go!Go!タックス ヘイブン」予定です。
アメリカ式で日本を侵食していったグレーな「スキーム」って何よ!
では、また~☆