めちゃくちゃ面白い!「第1話:資金洗浄」も面白かったけど
今回の「第2話:金持ちはイヤな奴?」はさらに面白い!
レントシーキングやドバイ経済の実態に話が及んでいくよ
プライムビデオでは最近ドキュメンタリーか実話モノに
ハマってる独女BBAこと私です。
その中でも「今、イチオシ!」がこちら
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経済ドキュメンタリー
「ジャイアント・ビースト」
第1話:マネーロンダリング
今回紹介する第2話はこちら
「金持ちはイヤな奴?イヤな奴だから金持ちになる?」
今回もめっちゃ面白いので是非見てみて!
1話:40分弱なのですが内容がめっちゃ濃い
見どころ&学びφ(..)メモメモ行きます。
「 金持ちはイヤな奴なのか?」私も知りたかった
ジャイアント・ビーストが面白いのは
毎回、深く掘っていくための最初の入り口が
「それ、気になってた!」と経済ド素人の私でも
興味津々になれる設定にされていてるところ。
わくわくしながら見入っちゃうのだ。
番組ホストのカル氏も経済専門家じゃないってのも重要。
私たちと似た感覚で驚いたり嘆いたり責めたりしている。
カル氏のおかげで視聴者は置いてけぼりにならないで
経済の話しについていける(^^)
今回のテーマこそ、みんな知りたい
心くすぐられる「問い」ではないだろうか?
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拝金主義がどんどん強くなるにつれて
「金持ち=イヤな奴」というイメージも強くなっている。
マネーロンダリングのところでも見てきたが
めちゃくちゃ「汚い」ことしてる金持ち・富裕層多いもんなぁ。
でも実際どうなのか?
私たち貧乏人の被害妄想なのか?
それとも私たちが思う以上にクソ野郎たちなのか?
ありがたいことに
番組ホストのカル氏が実際に
金持ちを訪ねて話を聞き検証してくれている。
では、見ていきましょう。
SNSでリッチな生活を自慢しまくっているセレブ
カルが訪ねた一人目がホントにいい人選なんですよ。
「金持ち=イヤな奴」のイメージを世に広めている人達
SNSでリッチな生活アピールしまくりなセレブ
インスタの「justinrosslee」と言えば
わかる人が多いのかな?
世界を飛び回り派手な生活ぶりをアピールしている
彼の経営する会社がこちら
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※ジャイアント・ビースト#2より
私は全く知らなかったのですが
「プリシャス・ポケット」という彼の会社では
犯罪者の名前を付けたポケットチーフを販売している。
ジャスティンは言う
「敢えてクソ野郎でいるんだ」
彼の会社の狙う顧客ターゲットは
「俺みたいに悪ぶった人になりたい」だから、
みんな見栄を張って気取るために彼の会社の商品を買うのだと。
ええええっ!?
みんな悪ぶった人になりたいの??
ジャスティンみたいな??
特にカッコいいわけでもないし
知性を感じるタイプでもないし
マンガやアニメの「派手で嫌味な成金キャラ」っぽく見えるけど
彼の事業の成功は「彼の様になりたい人が多い」という証明なのか・・。
偽善者ぶるよりも
思いっきりイヤな奴になって
リッチになりて~ってことかな。
ちょっと気持ちはわかるわぁ
ジャスティンはカルに対して、
彼の仕事での成果についても
ズケズケとモノをいう。
この部分はカルの表情に注目しながら番組見てみて~
「人を成功させるのは図太さだ」ジャスティン名言集
印象に残る言葉を短い時間でたくさん語るところ。
ムカつくイヤな奴という印象と
「確かに言ってることは一理ある」と納得してしまう
もやもやした気持ちが余計に彼の印象を強く脳に刻む結果に。
悔しいが、「お金」基準で見ると
かれは経済で成功してるし結果を残しているから
今の拝金主義社会での経済面から見ると彼は正しいことをいっていることになる。
悔しいが、彼の名言集をここに残しておくことにします。
◆「敢えてクソ野郎でいるんだ」
ワザとなのだ
ワザと「鼻につくイヤな奴に見えるように行動している」のだ。
計算通りらしい。
いい人と同じくらい「イヤな奴」にも人は心惹かれる
どんな人も善悪の両方を内包しているからだろう。
ピカピカな善はどこか偽善の影を持っているので
それなら逆に「イヤな奴」でいた方が期待を裏切るリスクも少なくていいのかも。
いい人に寄せられる期待よりも
イヤな奴に寄せられる期待の方が楽なのかも。
ジャスティン頭いいなぁ。
◆グローバル経済では挑戦的で悪びれない姿勢が必要になる
正確には「2018、2019年のグローバル経済では」と言っている。
この辺もジャスティンに感心しちゃうのだ。
とにかく「今のグローバル経済では」
尖がった戦略が必要ってことか。
「悪目立ち」という戦略は効果的ね。
だから漫画やアニメの悪役のような
趣味の悪い成金生活アピールが「悪目立ち」にてっとり速いのかぁ。
敢えてのバカっぽさも計算づくさ。
◆大勢に嫌われても、話題にされるなら君の行動は正しい
この話の前後にジャスティンは
役者でもあるカルに対し
「君の出演した映画で・・・」
という導入からはじまり、、
なかなか辛辣なことをサラッと言ってのけている。
『映画のタイトルを聞いた人が
君をイメージしたなら成功、しなかったら失敗』
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続けていったのがこの名言
「49%の人が君を好きで、51%の人が君を嫌いでも
話題にされるなら君の行動は正しい」
人々は行動で見て判断している
という部分を的確についている。
◆卓越した人物になるには大胆でイヤな奴にならないと
ジャスティンはとことん結果にこだわるので
こう付け加えている。
自分を印象付けられなきゃ失敗
- 自分を印象付けられなきゃその行動は失敗
- 自分を印象づけられなきゃその仕事は失敗
- 自分を印象付けられなきゃその出会いは失敗
- 自分を印象付けられなきゃその人生は失敗
と、いうことをサラっと言える奴なのだ。
◆人を成功させるのは「図太さ」だ
彼はこう言い切った。
UberやAirbnbのサービスが登場した時のことを引き合いに
タクシー業界やホテル業界から強烈な反対や批判の声に合いながらも
結局は成功したと。
そして成功した今もこの2つのサービスは批判や問題を指摘されながら
走り続けているとも語る。
ビジネスには「図太さ」がいると。
つまり、クソ野郎になる必要があるってさ。
「敢えてクソ野郎でいるのさ」という彼が憎めない理由
そんなに悪い人間じゃないって
思っちゃったのも事実。
わかりやすいイヤな奴を
悪目立ちするために演じているだけであって
「敢えてクソ野郎でいる」ということは
ここからのクソ野郎で無い証にもなってしまっている。
人の感情を揺さぶる人間でないと
存在を認識されないからなぁ
シャスティンから学ぶことも多いインタビューでした。
ここで疑問なのは
SNSのキラキラ生活発信者というのは
みんな・・わかっていて
「敢えてイヤな奴を計算でやっている」のかしら?
SNSはみんな何かの役を演じている
壮大な舞台なのかもしれない。
次回はサイコパスについてだよ。
では、また~☆