シーズン①の最終話の最後ギリギリまで「ブラックユーモア」に
やられっぱなしだったぜ~
いろいろな小技が効きまくり!
こんなの描いていいの!?
自分の中にある欲や悪の存在を隠し、人前では抑え
できるだけ善くみせようとしてしまう偽善者たち
私含めほとんどの人が該当するのではなかろうか…
そんな人達が「神にすがる時」
神はそんな人たちのことをどう思っているのか?
それが主人公ジェシー(牧師)を通して
超上級ブラックユーモアを交え痛快に描かれてります。
見どころやポイントとなる点を観想踏まえて
ここに書いておきます。
- 第1話「訪れしもの」でつかみはOK!
- 鋭利なブラックユーモアにあふれている
- 救いを求めて神にすがりまくる偽善者たちの「うっとしさ」
- 天からの使者がとんでもなくブラック
- 最終話:荒廃する町の人々へ神の啓示が!!
第1話「訪れしもの」でつかみはOK!
登場人物のクセが強い!
基本的には物語の中心となる
- ジェシー(昔は相当 悪 だった牧師)
- チューリップ(凄腕の闇を生き抜く女)
- キャシディ―(めちゃくちゃな吸血鬼)
この3人のクセが「毒」レベルです。
ですが、1話をよ~く見ると
街の住人も「訪れしもの」の調査員も全員がクセ強いのです。
このクセ強さが最終話に繋がるポイントです。
鋭利なブラックユーモアにあふれている
そもそも、「訪れしもの」=ある超特殊能力の塊魂
これに入りこまれた人たちの描写がすごい!
宿主の相性が悪いとスキャナーズの頭爆発パターン炸裂なんすよ。
このジェネシスと宿主の相性がどういったことで決まるのか?
ここがわかるとめっちゃ面白いよ~
他にも、毎回テレビで流れる
「トムクルーズ死亡のニュース」
これもあることの象徴で、その意味…超ブラックっす!!
そして、最終話のラストシーンにかかってくる伏線なのだ。
(よく出来てる脚本やで~)
救いを求めて神にすがりまくる偽善者たちの「うっとしさ」
善き人なのです、弱き善き人たちなのですが
救いを求め神に、現実には牧師であるジェシーに
すがりまくってくるのです。
毎回、毎回、周囲や家庭や自分への愚痴を永遠に語り続けるのです。
とにかく、神や代理人である牧師に「なんとかしてほしい」と
毎回毎回同じ話をしにやってくるのです。
これが、ドラマで見ていても
ジェシーや神が感じている「うっとしさ」が伝わってくるんです。
「自分で考えない、自分で行動しない人が結果だけもとめすがってくる」
私も神社やお寺に行っては
小額のコインをお賽銭箱にいれては
大きなお願いをかますタイプなので反省した。
あ…私も神様から相当鬱陶しいと思われてたんだろうなぁと。
しかも私なんて、密教で興味もつまで
その神社、そのお寺にどなたが祀られているのか?知らないで
ご利益だけチェックしてお参りしてましたからね(^^;)
土足で踏み込んで、コイン叩きつけて
「ご利益よこせや~、こら~」って893っすよ、私。
ご利益乞食とかチンピラっすよ(;;)
天からの使者がとんでもなくブラック
ジェネシスを回収しにきた天からの使者たち
いわゆる「天使」なのですが
その行動、手法は悪魔と大差ありません(^^;)
しかも天使だから不死身なのですが
なかなか「楽」ではないようです。
死に至る痛みを経て、再生する感じ(辛い)
天使たちの表情が死んでるところもまた
この作品のブラックユーモアなのでしょうか?
最終話:荒廃する町の人々へ神の啓示が!!
最終話で「神にすがる偽善者たちへの啓示」とも思える
展開がまっております。
私も、予想外過ぎて唖然とした(@。@;)
そこまでやる!?
ってレベルです。
最終話のラスト1カットまで気を抜かないで見てね~
ということで
シーズン2へ続く。
面白いので「おすすめドラマ」認定しちゃいます。