ん? 科学と最も対極にあるような「答え」が示されたぞっ
いや、科学が「カム界」を受け入れたのだろうか?
”電子の波は様々な場所に広がって存在しているが、
我々が電子を観察すると必ず点状の粒子として観測される”
では、複素数の波=電子の波の正体は一体何なのか?
この謎に示された答えが、何と
『電子の波は神様が振るサイコロだ』という摩訶不思議なアイディア
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このアイディアを唱えたのはドイツの物理学者ボルン君です~
これを【波動関数の確率解釈】といいます。
では今からボルン君と一緒に思考実験をしていきましょう。
①箱の中に1個の電子だけを入れ閉じ込める
シュレーディンガー方程式で計算すると
”電子の波は時間の経過と共に箱の中にほぼ均等に広がる”ことがわかるんですって。
でも、でも虚数界にも往ったり来たりじゃねーの?
という私の心の叫びは一旦おいといて、先へ
②箱の中に仕切り板を入れ、箱の内部を2つの空間に分ける
Q:この時、箱の中の電子はどうなっているでしょう?
箱の中には電子の波が均一に広がっている
仕切り板に依って、電子の波も2つに分けられたのか?
しかし、電子は観測すると必ず「1個」の状態で現れる。
箱に入れたのは「1個」の電子だけ。
さぁ、ここで電子の存在はどのような形で発見されるのか?
A:ボルン君が導き出した答え
『電子は必ず右か左か、分けられたどちらか一方の空間で1粒の電子として発見されるはずだ』
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では、この場合に「割れているモノ」は何か?
箱に入れられた仕切り板は電子にどう作用したのか?
この環境・場、干渉によって電子の何が2つに分けられたのか?
ボルン君曰く
『それは、電子が左右どちらの空間で発見されるかの確率である』
た、確かに、そうやな(^^;
更にボルン君は『電子がどの位置に発見されるかを示す確率が波動関数と深い関係をもっている』ことに気が付いたのです。
シュレーディンガー方程式が発表された1926年、その同年にボルン君は
『波動関数Ψの絶対値を2乗したものは、電子がその場で発見される確率に比例する』という波動関数の確率解釈説を唱えたんや~
これがな、ボーア君の「なんだかわからないけど、そうなっている」に続く
非常に面白い割り切った考え方でシビれるんだぜ~
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ちなみに、私としてはそれって「潜象の電子の核=アメ」がどっちに在るかで決まるんじゃね?とか考えてました。 アメがある方にギュッとエネルギーがカムアマのトンネルを通って集結して「1粒の電子」として観測されるだけじゃ…
(つづく)