科学の目がわかった。アマ界しか重視してないのかぁ。
それだと片目しか開いてなくない??
無知な私に量子論の世界を優しく案内してくれる良書
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ボーアたちの考察を聞き、「そうなのかな」と納得できる内容ではあったが
それでもやっぱり「電子の正体・真の姿・本質」については謎が多いなぁと思った。
「?」ボックスだらけや~
でも、科学理論は実験結果や現象を上手く説明できればいいらしい。
ボーアたちが考えた「観測によって電子の波は一点に収縮する」というアイディアが多くの物理学者に受け入れられたのもそういうことらしい。
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「私たちが電子を見る(観測する)時、電子は必ずどこか1点(粒子状)に観測される」
というこれまでの数々の実験結果が示す厳然たる事実があり、
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他方、シュレーディンガー方程式は原子の中の電子のエネルギーなどを見事に説明できるが、同時に正体不明の電子の波(波動関数Ψ・複素数の波)が広がっているということも示している。
シュレーディンガー方程式が正しいと考えるならば「正体不明の電子の波が広がっている」ということも動かせない事実となる。
この2つの事実をなんとか結びつけたのが「波の収縮」というアイディアだった、と佐藤先生はいうのだ。
この事について「科学の目」がどこを向いているのかを佐藤先生は非常にわかりやすく教えてくれた。
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その「電子が発見される場所」については
”確率的ではあるが、波動関数に基いて予言できる”ので
それで必要・十分で問題なしだってよ~「予言」でいいんか~
「まったくわからない(謎)」⇒「なんとなくわかっている」でOKってことか?
「誰もいたことがない」「誰も見ることができない」幽霊のような存在、例えば電子の波などは『これ以上議論しても無駄』ということでバッサリ真理の探究を切るのです。
こ、これが科学真理探究の姿勢かぁ…そもそも真理は追っていないのか。
ここで私が古代からつづく真理の探究の延長線上にあると思いこんでいた科学の真実を知らされることになったのです。
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(引用:
「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)より)
科学の目は「実際の現象」に向いていて
その実際の現象の裏に「なんだかわからないけど働いている」潜象の力・作用については真相を明らかにしようと追わずにOK!ということなのだ。
科学は片目閉じてたのか~だから古代の智恵(哲学)からだいぶ分離したのかぁ。
科学的思考のポイントを掴んだことで逆にがっかりもした私です(‘~‘)
現代では、もしかしたらその開いている片目も「実利」「経済的な実利」の方に
どんどん近視が進んでいる…なんてこと、無いと願いたいっす。
今すぐトートの眠る(起きて世界を監視しているかも)アメンティーのホールにいって
叫びたいわぁ…
(つづく)