ん? 科学理論ってそういうことなのか??
ボルン君が示した【波動関数Ψの確率解釈】
”波動関数Ψの絶対値を二乗したものは、電子がその場所で発見される確立に比例する”
が、どのような点でボーア君の「なんだかわからないけど、そうなってる」で
「?」ボックスを置いたまま先に進んだのに匹敵する思考なのかを見ていきたい。
寄り道の目的の1つに偉大な科学者たちの思考を覗くってのがあるからね~
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ボルン君の思考実験のおさらい
①箱に電子を1個(1粒)だけ入れて、箱を閉じる
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②その箱に仕切り板を入れ(差し込んで)箱の内部を2つの空間に分ける
この時、箱の中の電子はどうなっているのか?
シュレーディンガー方程式によると、
”電子の波は時間の経過と共に箱の中にほぼ均一に広がる”ことになる。
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電子の波が雲のように薄く広がったものであれば
その波は仕切り板によって2つに分けられたはず…
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しかし、電子は観察すると必ず「1粒」の電子として観測される。
だからボルン曰く
「電子は必ず左右のどちらか一方の空間だけで発見されるはず」
つまり、この時「割れている」ものは「電子がどちらの空間で発見されるかの確率」だ。そこから【波動関数Ψの確率解釈】へと進んでいったのです。
このボルン君のアイディアは非常に実用的な考えで、
実用性を重視して、「なんだかわからないけど、そうなっている」の謎の部分はまるっと目をつぶり先に進む割り切った考え方なわけです。
”複素数である波動関数Ψそのものが物理的に何を示しているか?”
を詮索することをやめて
「Ψの絶対値の二乗(必ず世の実数になる)」にだけ
「=電子がその場所で発見される確率」という意味を見出し
これだけわかれば先に行けるし十分っしょ、ってわけです(^^;
何で「これで十分」なのかというと
私たちが観察する時、必ず電子は「粒」として観測されるので
- 粒である電子がどこで見つかるのか?
- その電子がどんなエネルギーをもっているのか?
- どんな現象を起こすのか?
さえわかれば、あらゆる実験結果を説明できるので十分実用的な理論といえる
ってことなんですって!!(私は結構びっくりした)
ビックリする私に
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の中で佐藤先生はこう教えてくれた。
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ここだ!
ここだよ、古代の叡智と現代科学の大いなる分岐・分断。
潜象界(潜象の力・エネルギー)の関わりについてはバッサリ切って
進んできたのですな。だからかぁ。
しかし、割り切って切り捨てたとて
電子が見つかる場所を「100%ここ!」と予言できるわけではない。
なぜなら「i」界にまたがってるわけだし。
でも、実験結果との整合性で現代科学の理論が出来ているとなれば
その理論が示す真理の範囲って…けっこう狭いっつかー穴だらけなわけよね。
「なんだかわからないけど、そうなってる」で切り捨て置いてきた
「?ボックス」がそこらじゅうに散らばっているってことでしょ!?
その「?ボックス」を開く鍵が『古代の智恵』とか激アツ~
マジで、カタカムナやトートの智恵に触れてきてよかったわぁ~
私は電子とは、こういう動き・形状のカムアマを出入りするエネルギーの流れで
カムとアマの間で揺れるスプリングのようなものであり
アナのツツウミって電子のことじゃねーかとかも思っている。
この電子の姿は
波動の法則で詳しく説明してくれてるよ~
電子も面白いんだけど、中性子と陽子のほうが激熱だよ~
(つづく)