プランクがどの様に「エネルギー量子仮説」に至ったかを追っております。
んで、溶鉱炉の中の鉄の温度を正確に知る方法を探っていくなかでの発見と知り
実際にどうやって
「物質を熱した時の温度と、その物質が放つ光の色の係数を探る」のかな?
↓
「光のスペクトルを調べる」わけですが
そこには注意しなければならないことが!
私が量子論の世界を覗き、寄り道するのを助けてくれる
優しい「量子論の世界」案内本がこちら
※詳しいことは、こちらを読んでね~
↓
◆色のついた物体を熱すると
- 自分の色に応じた特有の波長の光を放ったり、
- 逆に特定の波長の光を吸収してしまう
性質がある、というのです。
(なんとなく、理解できる感じですよね、元の色が作用するってのは)
しかし!◆黒い物体を熱したときは
特定の波長の光を放ったり吸収したりしない!
温度の高低だけに左右される光を放つことがわかった、んですって
(まーここも「黒」ってそんなイメージあるよね、となんとなく理解)
⇓
ということで、
物体の温度と光の色(スペクトル)の基礎理論を創るために
黒体放射(黒い物体から放射される光)の研究が行なわれてたんですって。
「あーそういうことね」と私は一度納得した。
でも、思考の沼が再び私を引きずる混んだのです(;;)
この実験に使う「黒体」って何?
どんな物質なの?
溶鉱炉の温度に耐えられる「黒い物質」って何でできてるの?
当時は数千度に達する温度・熱を測れる温度計なかったから鉄の色で判断してたんじゃねーの?
何をもって数千度に達する「温度」を測り、その時の光とデータ化するの?
このように私の中に「??」が湧きまくってきたのです。
そこで「黒体とはどんな物質か?」を検索してみた結果~
「100%の黒である黒体は現実には存在しない」とのこと(えっ!?)
じゃぁ、当時、黒体放射の研究で使われてた黒体って何??
と調べを進めると、どうやら
「黒体放射=空洞放射」ってことで空洞放射実験が行なわれてたようです。
黒体放射と空洞放射は同じ結果を導くとみなされてたらしい。
※詳しくは「空洞放射」で知らべてみてくれ
ここまで「黒体放射の研究」に触れて
私は自分の中に「わかったふりして、実はわかってない」こと多いなと気付いた。
「黒体放射実験」のことも、「あ~じゃぁ、黒体から放射する光を測ればいいのね」
程度に流して理解した気になってた。
黒体=現実には存在しない仮想物質(理論上)のものだったなんて(><)
こういったことがもっとたくさんこれまでにあったはずで
私の「知ってる、わかってる」ってのがスッカスカの現実で
8割は仮想現実なのかもしれない…恐怖('_')
「本線は縄文の智に至る旅」なので寄り道で沼にはまってる場合じゃね~ので
先に進みます。
(つづく)