真理に従い生きる、となると「一日の在り方」からして
現在の日本人(我々)は大きく違った過ごし方をしているようです。。
今の日本は政治も経済もおかしな方向に向かっている。
変な組織や団体が大量におり、工作員がはびこり、日本人を奴隷化・日本侵略征服をもくろみ日本国民の血税を搾取しまくっているんじゃなかろうか。
中国・韓国・北朝鮮・米国に毅然とした態度で挑める政治家がゼロであることも「何でだよ!」ですよね。
日本を愛し、日本の今と今後を心配している「心ある日本人」のみなさんの中で、「自分一人の力でなにができる、どうしていいかわからない」と身動き取れずにいる方に是非とも読んで欲しい1冊があります。
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日本の賢人にして先哲である「安岡先生」の「これからの日本と日本人」へのメッセージが詰まった1冊です。
今回は「真理に従って生きる」為に、「一日の在り方」を説くギリシア格言から「人生の在り方」を学ぶことにしましょう。
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安岡先生が紹介してくれた「ギリシア格言」がこちら
In the morning of life, work:朝に働き
in the mid day (of life), give counsel:昼には助言を与え
in the evening (of life), pray.:夜には祈れ。
これが「人生の在り方」にも通じる格言だと先生は云う。
”世に処しては 早期に働き、中期は助言を与え、晩期は祈れ”と。あなたはこんな風に人生を歩めているだろうか?
私も中年なので「give counsel」の時期なのですが、「助言を与えよ」とはどういう意味なのでしょうか?誰にどんな助言を与えよって意味だと思いますか?
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なんと、この言葉の真意は「自らに助言を与える」ということなのです。
人生の朝(早期)に全身全霊を真剣に働かせて「work=使命を果たす」ことに努めることで、その経験から学び得た「善き方法・方向・技・心の在り方」というものから自らに助言を与える時期だということ。
なんかね、この本にも似たこと書いてあったんですよね。
人生の中期(この本だと”40代から”)は、今まで外に向かってどんどん進んできた道を戻っていく時期なのだそうです。
来た道を戻りながら今までに身に着けて生きた「常識」や「当たり前」と思い込んできたモノが「本当にそうなのか」を検証・見極めていく必要があるんですって。
そうやって「はじまりの我が家」に戻ったとき、スタートの時と全く違った「本来の姿」が見えてくるんだそうです。戻る道も「来た時」に通った道とはちがった景色にみえてくる、ただの折り返し戻る道ではなく「その道」こそが真実に通じる道なのだそうです。
権力者や支配層から「見せられきた世界」「押し付けられてきた常識」から脱して、自分が自主性・主体性をもって真実を判断して「この世の真の姿を明らかにしていく」そういう時期なんでしょうね。
では「夕(晩年)に祈れ」とはどういう意味でしょうか?
これは、個々に自分でこの言葉と向き合うのが一番ですね。
晩年はまだまだ先という方も、これは「一日の在り方」でもありますので、「夕(夜)に祈る」ことの真意に向き合い実践することをお忘れなく。
私はこれは「夕よりも夜」だと思っております。
夜こそ完全に外圧から脱した「己の内と向き合う時間」なんじゃないかな、と。
まずは「一日、一日」を朝に働き、昼に反省・改善・学び、晩酌で幸福にヒタリ、夜に祈ろうと思います。
(つづく)