「in the evening, pray.」を安岡先生は名言だとおっしゃっている。
日本人が愛する、日本人が誇る「日本国」を守っていくために「心ある日本人」が目覚める時かぎているのではないでしょうか。
今の日本の政治家・経団連の偉そうな人達が皆 日本と日本人を裏切り、己の欲を満たし他国の日本侵略(日本人を奴隷化、後に日本人消滅→日本を征服)に協力しているとしか思えない…
権力層が腐敗・堕落している中で、個々の心ある日本人に何ができるのか?
それがわからず苦悩して動けずにいる方に是非とも一度読んで欲しい。
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己の人生を「自ら創る」ことも、日本を心ある日本人たちが自ら創ることも、その基本(真理に基く在り方)は同じです。
それにこの本は「日本らしい日本を取り戻そう」と奮闘された安岡先生が当時と「今」の心ある日本国民に向けての説いた重要な教えが詰まっております。
堕落した近代文明社会(日本社会)の中で、国民が大衆化・白痴化させられ少数の支配層(権力者)の家畜同然にさせられてきた。
そんな中でまず「日本を正しき道に戻す」には、大衆たる国民が「真に生きる、真の力」を取り戻さねばなりません。
「国家・社会の改変・改造・建設を成す真のエリート」たる為に、個性・自主性・主体性・創造性と真実真相を見極める力を取り戻さねば!
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ということで「真理を学び、真理に従った生き方」に戻すところからはじめなければないということが判明したところで、更に具体的に「どう在るべきか」を追っていきます。
前回はギリシアの名言から「一日の在り方」~「人生の在り方」を学び得ましたよね。
In the morning of life, work:朝に働き
in the mid day (of life), give counsel:昼は助言を与え
in the evening (of life), pray.:夕には祈れ
安岡先生はこの言葉の中でも「夕には祈れ」を名言だとおっしゃっております。
確かにヨーロッパ文化では「夕に祈る」イメージありますよね。
この言葉は『ヨーロッパ民族の生活的な基調を成しておる』と、安岡先生はいい更に
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『この詩のような生活の哲学を自分の中に持つべきだ』と説くのです。
この詩のような広く人々の心に深く残る「名言」が示す
『人間の真実の境地=真理』に入ってゆくと
西洋も東洋も国も地域も関係なく「究極は同じ」ところに行きつくのだそうです。
まー「真理」だからそうだよね。
西洋人も東洋人も地球上のあらゆる人々は皆「同じ人間(人類)としての本質」を深部に持っているわけですから。
人類がこれまでの歴史の中でふるいにかけ、今に語り継がれている「至極の名言」というのは、そういった「真理」に触れるものなのでしょう。
んで、重要なのはそういった名言に込められた真理を「己の生活に生かす」ということ。
そのことを安岡先生は「生活の哲学を自分の中に持つべきだ」と表現しております。
だいたい名言ってのは壮大なモノが多いですが、それを今度は「人生の在り方」から⇒「一日一日の在り方」へ落とし込んでいくって作業が必要なわけですな。
朝にしっかり活動し、昼には反省し学びを得て、夜には自己の内と向き合う。
朝にしっかり外に向かい、昼に外と内の間に立ち、夜に己の深き内界へ入るってことかな。
あなたの「意識・心」は日々・いつもどこに向いていますか?
(つづく)