「盡す(つくす)」という言葉が示すのは「どの程度・どのレベルまでの尽力」なのか?
今まで「雑学レベル」にいろいろ気になる分野のことを探究していた私には、この孟子や安岡先生がいう「盡心⇒知性⇒知天」に至る「盡す」のレベルがどのくらいなのかがまるで実感わかないし、わからない。
ただただ、もの凄く「深く追究する」んだろうな…ってことだけはわかる。
今の日本の政治や社会のあり様に不安と憤りを感じている「日本を愛する、心ある日本人」の皆さんと共に「日本”真”復興」成し遂げたい私です。
政治・経済をはじめ国の中枢部分の偉そうな人達が私利私欲に走り、堕落・腐敗しなくっている中で「心ある日本人・個人が何をすればいいのか?」と動けずにいる方に是非よんでほしい1冊
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更に、日本社会の今の腐敗・堕落がどこから起きているのか?
その腐敗の根源に渦巻くものが明確に教えてくれる一冊はこちら。
では、日本の先賢・先哲:安岡先生の講義の続きへ
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「盡心⇒知性⇒知天⇒存心⇒養性⇒事天⇒立命」に至る為の最初「盡心」、
その為の「学び盡す」その「盡す」レベル、あなたにはイメージできているでしょうか?
あらゆる学問のどこから入ってもいいが、それを究め盡せ!
そうすれば必ず「真理に到達してゆく」と安岡先生はいいますが、実際に「真理に到達するまで学び盡す」とはどのような状態・実態をいうのでしょうか?
安岡先生は、その「盡心盡学」の実践者・実例を紹介してくれております。
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まず、先生が紹介してくれたのは「佐藤通次」先生☆
安岡先生曰く「非常に面白い人」だという。
「M菌」をある特定の方法で飲むことで「腸の中が綺麗に殺菌される」という凄い菌なのです。もちろん「毒になる細菌を撲滅」って意味っす。
そのM菌とは「武者小路菌」のことだそうで、その産みの親が細菌学の大家:武者小路先生の名がそのまま使われております。
んで、安岡先生が「究め盡す」の実例としてあげたのが、この武者小路先生なのです。
でも、私は安岡先生が武者小路先生の研究に興味持つきっかけとなった「面白い佐藤先先」が非常に気になっております。
佐藤先生の学びの姿勢に私も共感しまくっているからです!
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「学びを盡す」時、「究め盡す」というと通常「一点を深く深く掘り下げ追究していく」ということのように思えますが、私は「気になる1つの事を追っていくうちに、多岐にわたる分野の智と繋がって行き、真理の道に引き寄せられていく」ってこともあるんじゃないかと己の探求から実感しているからです。
佐藤先生の「西洋哲学⇒東洋哲学⇒姿勢の研究・呼吸の研究」って流れ、めっちゃよくわかる!私も同じ道を(先生より相当 浅いレベルで)たどってきた、ので。
だからね、これから「武者小路先生」の「究め盡す」姿勢を詳しく紹介する前に、ちゃんとおさえていきたかったことというのは、
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真の学び=「盡学が盡心に至る」学びの構造っていうのは、
こういった縦構造だけではなく、
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こういった縦の深まりが横の広がりを生んで、巨大な立体構造になっていくからこそ「学び盡した」時、どこから入っても「真理」が見えてくるじゃないかってこと。
このことを心に留めながら安岡先生が感銘を受けたという「武者小路先先」の「盡す」姿勢を見てゆきたいと思います。
(つづく)