プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【安岡正篤に学ぶ】日本”真”復興(59) 「学問の妙味」

真理を得るための学び、その入り口はどこにあるのか?

今の日本の政治も司法も経団連の偉そうな人達も「何かおかしい」と気づき、「どうにかしなくては…」と苦悩している「心ある日本人」は多いはず。

そんな我が同志「心ある日本人」の中で、「私、個人で何ができる?どうしていいかわからない…」と動けずにいる方に是非読んで欲しい1冊がある。

日本の先哲・先賢が「我々」に向けて語り、「どう在るべきか」を説いてくれております。

 

では、前回の続きへ

「盡心(じんしん)」=心を盡す

この言葉の真意を我々におしえてくれた孟子、と孟子の解説を更にわかりやすく示してくれた安岡先生

 

「盡心」⇒「知性」⇒「知天」⇒「存心」⇒「養心」⇒「事天」⇒「立命」に至るためには、どこからはじめ・どのように進めばいいのか?

つまり、「盡心」から⇒⇒「立命」に至る『道』に入り進むにはどうしたらいいのか?

ここがわからねば、どうにもなりません。

 

この「道」への入口について「ありとあらゆる学問のどこから入ってもいい」という安岡先生の言葉をもって前回は終えましたが、その「学問の妙味」について、もう少し深掘りしていこうと思います。

 

安岡先生は、「どこから入っても学問というものを追究してゆけば結局『天を知る』に至る」とおっしゃり、それが「学問の妙味」だと示されました。

 

物理学、心理学、倫理学政治学、医学、どこから入っても「天(真理)に至る」と。

  • どんな科学の一分野からでも
  • どんな一物からでも

「それを究め盡せば必ず、真理に至る」というのです。

 

確かに、私自身好奇心のままに雑学的に色々な分野のことを追究した結果→最終的にはみな同じ扉の前まで行きつくことは理解できるのです。

ただ、多くはその「扉」の前で立ち尽くすか、扉を開けることができず来た道を帰ってゆくか…ではないでしょうか?

 

「盡す」まで行けてない私の経験からでも、

  • 物理を追っていっても
  • 脳のしくみ(脳科学)を追っていっても
  • 人体のしくみ(東洋医学)を追っていっても
  • 古代文明・古代人の智を追っていっても
  • 天文⇒宇宙のしくみを追っていっても
  • 心理学を追っていっても
  • 哲学に触れてみても

最後は「神(創造主)=この世界を動かしている根源法則・意志(意図)」の存在を示す扉の前で立ち尽くしてしまうのです。

 

この扉を開けて中に入ることができれば、この世界を生成化育(生み動かしている)根源にあるものに直接触れられるんだろうな…とはわかるものの、扉を開ける鍵もないし、中に入る方法がわからないのです。

 

ですが、最近の私は「古代日本の智」や「エメラルド板(トートの教え)」に触れだんだんとその扉を開きはじめている気がしております。

 

雑学的に気になったことを調べまくっている時の私は「盡す」までの追究に至っていなかったことと、そもそも大前提として「盡心(心の究明・解明)」から始まっていることの意識もなかった…その当時は。

 

でも今は「心(先天と繋がる我が心)を盡す(分析・解析し解明し尽す)」=「知天」とわかっているし、さらにその先に「存心」⇒「養性」⇒「事天」⇒「立命」の道が広がっていることもわかっているので 「なんでこの扉の前にきちゃったのかな?」と戸惑い立ち尽くす過去の私とは違う。

 

「盡す」ことで「突き進める」と、私も確信しております。

そうして「気になる謎」のどこから入っても「根源」に至るのですな。

 

では次に「盡す」というは、「どこまで」のことをいうのか?を明らかにしていこうと思います。

 

(つづく)

 

 

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