なんでこの映画がホラーカテゴリーにあるのか謎なコメディー映画「ヘル・ベイビー」
奥さんがもともと狂気寄りな常に目を見開いた系で
金髪グラマーなザ・アメリカン美人!
旦那さんは普通のいい人っぽい、セイ力あふれるおじさん。
どうも~うっかりホラー映画のつもりでコメディー映画を見たプロ独女みつまるです。
そんなことってある?!
映画製作に大金使ってこのジョークが言いたい制作陣・・嫌いじゃないです。
登場人物全員くせ者!
そしてみんなコメディアン?!ってくらい演技も大げさで面白いです。
ラストも意味不明だし
夜中に友達と飲んでどんちゃん騒ぎしてぐちゃぐちゃになった部屋を
翌朝寝起きで眺めたような映画です。
- 楽しみ方①旦那の混乱と覚醒の映画
- 楽しみ方②奥さんが悪魔憑く前から不気味、憑いたらもっと不気味
- 楽しみ方③旦那をみんなが怖がらせるだけの映画
- 楽しみ方④鍵を握る地下に住む男のラスト!
- まとめ:普通に笑える最弱悪魔映画
楽しみ方①旦那の混乱と覚醒の映画
登場人物がみんな変なので
唯一、この映画を見ている側が共感しやすいのが旦那さんです。
双子を妊娠中のグラマー美人のお色気妻と
今後価値が上がりそうだからと、黒人街の廃墟のような住宅を購入し
引っ越してきたらなんとこの家は呪われた「血の家」だと知る。
なんでもこの家では人が次々に亡くなる・・・というより
とにかく「血の家」という名がふさわしい家なのだ。
家も妻も隣人も地元の精神科医も警察も
バチカンからの神父も妻の妹も
家の地下に勝手に住んでる陽気な男も
み~~~~んな変!
ケルベロス風の犬も
全裸で街中を好き勝手歩き
他人の家にも侵入する男好きな90歳のおばあちゃんも
み~~~んないかれてるぜ!
- 悪魔化していく妻
- 勝手に地下に住みなれなれしく親しくしてくる男
- 全裸で迫ってくる義理の妹がさらに怪しい除霊でマリファナ祭り
- ふざけた地元の警官コンビ
- 酒、たばこ、ストリップバーが好きな悪魔祓い神父コンビ
- 寝てると勝手に布団にもぐりこんでフェ〇してくるホームレスのような全裸の老婆
- いつもブロックのように自分のいく手をふさぐ段ボールの壁
人のいい陽気な旦那さんが徐々に追い詰められ
神経衰弱気味から
最後なぜかみんながやられていく中
結局ひとりで悪魔を倒してしまう・・・・謎の覚醒。
息子を抱いた瞬間めちゃくちゃ強くなる!!
父性の暴走。
この旦那さんは「受け入れ力」半端なく
優しいのでいいパパになりそうです。
今後に期待。
楽しみ方②奥さんが悪魔憑く前から不気味、憑いたらもっと不気味
バービー人形そっくりな奥さんで
容器でいっつもあのバービー人形の笑顔で
目を見開いている感が・・・もう私的に一番恐怖!
この映画が別の表情になると更に恐怖倍増!
何しても不気味で怖い。
最高の逸材です。
旦那さんはこの美人でちょっとぶりっ子で
精神がゆらぎまくりの奥さんにメロメロです。
旦那がいないところで
妊婦なのにタバコも酒もガンガン飲んでいて
しまいにはライターのオイル?燃料オイル?を
ワイングラスに注いで飲んでた!
旦那の子と悪魔の子を生み落すよ。
あと奥さん(奥さんは奥さんの母だと言ってた)そっくりの
セクシー雑誌モデルが表紙のエロ雑誌をなぜかみんなが大事に保管している・・。
奥さん何歳なんだろう??
楽しみ方③旦那をみんなが怖がらせるだけの映画
サツジン事件も、未遂事件もいろいろ
実際に事件も起きているが
不安がったり怖がっているのは
「旦那だけ」という・・・・。
みんなが旦那さんの日常をしちゃかめっちゃかに
散らかす感じです。
ただ90歳の全裸不労婆も、勝手に地下に住む男も
奥さんも妹も警察も神父も
なんだかんだみんなこの旦那が好きな感じ!
ひとり「まとも」とうか普通な旦那さんを
「こっちにおいで~」ってことなのかも。
楽しみ方④鍵を握る地下に住む男のラスト!
人の家の地下に勝手に暮らし、
勝手に家に上がってきてはお風呂やトイレをつかい
夫婦の友人のようにふるまうこの陽気な黒人青年。
でもいつしか旦那と友人に!!!
彼はこの家で何が起きているかも
何が生きてきたのかも
これから何が起きるのかも見えるんだって。
けっこういい事いうんだよ。
「幽霊はいる、幽霊はうん〇をしない」
「幽霊は人をコロさない。人を殺すのは人間だけだ」
おおおおお!!
と思ったのですが
確かに最後の全員が悪魔の赤ちゃんと闘うシーンでは
この言葉が上手く表現されていそうで
悪魔にやられてるやないかーい?!って部分もあるので「???」
と思うんです。
が、このセリフは彼自身に巨大ブーメランとなって返ってきます。
お見逃しなく。
まとめ:普通に笑える最弱悪魔映画
最初はホラーだと思って見てたけど
もう途中から「こりゃー笑かしに来てる映画だな」とわかるので
普通に声出して笑ってました。
ニヤリもあるけど。
旦那さんを怖がらせる方法がくだらなくて
クスっもあるし
大笑いもあるよ。
旦那さんが適度に心配性で適度にお調子者なのもこの映画の魅力です。
若い時の夜中まで飲んで遊んだ
翌朝に観る光景的映画。
青春映画なのかもしれない。
美人でグラマーで可愛く男に甘えるぶりっ子さももった奥さんを
ちょっと「おバカっ子」扱いした医者が
奥さんと二人っきりになった診察室でボコボコにされ
壁に十字架状に張り付けられ、腹を裂かれて内臓引っ張り出されてました。
あ~
「ぶりっ子を甘く見るな」
とあれほど私が忠告しているってのに…って思った。
では、また~みつまるでした。