どうも~イーサン・ホークが割りと好き! プロ独女みつまるです。
今日は富裕層と権力者の浅はかさが浮き彫りになる皮肉満載な映画「パージ」だよ!
低予算映画ながらイーサン・ホークが主演を受けたことから
話題となり、映画完成後に人気作品となり
続編が2つも公開された映画ですって。
1年に1度12時間だけどんな犯罪も許される・・・それが「パージ」
殺人も許されるのだ!
どんな法律やねん!
もちろんカラクリがいろいろあるわけです。
将来のアメリカの姿なのか?!
では気になった部分を突っついてみよう。
- 「パージ」の表向きの目的・大義名分
- 私が「パージ」ルールで早々にがっかりしたこと
- 「パージ」の本当の目的:優秀な個体以外の駆逐
- 富裕層地区でも妬み嫉みでバトルロワイアル状態
- ストレスや我慢が多いと禁止されていることに快楽感
- 映画「パージ」の見どころ
「パージ」の表向きの目的・大義名分
殺人さえ許される、政府が決めたパージデイの目的とは?
『1年に1度12時間の開放日を儲けうことで、
心に溜まった黒いモノを発散することで心の浄化作用が期待できる』
↓
『解放日があることで1年364日+12時間の犯罪は激減する』
こういう事なんだって!
お~ま~え~は~アホか?!!!!!!
んなわけねーだろ!と思うのですが
映画の中では、メディアの報道を見る限りでは
本当に犯罪が激減しているそうです。
情報操作臭・・・・・。
でもね、
まー1年に1度「ハメをはずしていい」みたいなの
日本人もすきですしね。
今年の渋谷のハロウィンとかパージに通じるものがある。
しかし、この映画は2重3重に富裕層と権力層への
痛烈な嫌味が練り込まれている作品なのです!
そこがみどころよ。
私が「パージ」ルールで早々にがっかりしたこと
テレビで各地のパージの様子がライブ放送されたり、
パージがはじまる5分前に「ルール」の確認と
注意事項が放送されるという・・ お祭りやショーの風味漂うわけです。
その政府放送によるアナウンスが語る
パージのルールをきいて私は早々に「ガッカリ」しました。
全てが許されるって思っていたら・・
なんと!
「10等級以上の政府高官はパージの対象外なので攻撃禁止」
というではありませんか?!
ええええ?! ズルくない。
無差別無法地帯にしといて、自分たちはちゃっかり身の安全保障しちゃって・・
「国家の運営に支障をきたさぬ為」だそうだ。
この辺から薄々この「パージ」の本当の目的が見えてきますね。
特権階級の自分たちより低能低層の人々の駆逐と啓蒙活動臭・・
これだから勘違いのコッドシンドローム民は怖いぜ~
「パージ」の本当の目的:優秀な個体以外の駆逐
「パージ」が法で制定されるまでに
調査や検証があったはずですが
「パージ」で殺し合うのは 低層民なんだって!
政府の高官は攻撃しちゃいけないわけだし、
12時間しかないしね。
庶民や貧困層から狙われそうな富裕層は金でセキュリティー買えるので
実際は無法地帯になった街に放り出されるのは庶民や貧困層なのだ!
庶民・貧困層のバトルロワイヤルだけでなく、
富裕層の金と暇と選民思想の人々は
「娯楽」や「世界をクリーンにする」ために庶民狩りを楽しむ輩と化す。
要は自然界で行われる 弱肉強食、優秀な個体だけが生き残っていくという
淘汰が人間界に至っては「宗教」が邪魔してくるから
「解放デイ」で野生の本能解放させて淘汰させようってことらしい。
なんということでしょう?
富裕層地区でも妬み嫉みでバトルロワイアル状態
えっ昨日までクラスの仲間だったのに?!
そんなことがパージの期間(いうても12時間)は
富裕層地域のお隣さん同士でもおこるんやで!
理由は超くだらないんだけど
「自分たちよりいい暮らししてる」とか
妬み嫉みやね。
くだらね~~~~
というよりも怖くなってくるのは
人が人を攻撃するのは本能のどこかにその願望があるのか?
と思えてくること。
同族食に嫌悪を抱く本能はどの動物にも大概があるらしい。
でも食べる為でなく「コロしたい」欲の存在がちらつくわ・・
そうじゃないと信じたい。
ストレスや我慢が多いと禁止されていることに快楽感
人間の本能に「コロしたい欲」があると思いたくないので
私なりに考えてみた!
たぶんこっちかな?
ストレスや我慢や不満
嫉妬、妬み嫉み
などなどマイナスの感情が膨らむと
その解消法として
禁じられている事をする背徳感に解放感や快楽を見出すからでは?
ダメと言われていることをやると
スリルと達成感を簡単に得られるからね。
人が野生動物の本能を抱えながら
神のルールに従うのって
なかなかの苦行なのかもしれない。
理性的に生きているだけで偉いぞ!私。
映画「パージ」の見どころ
私の思いがあふれる映画部日記になってしまったので
映画「パージ」の見どころを簡単に紹介。
- 長男の選択
- 父と家族が何が正しいことか決断するシーン
- 闘う父の強さ
- 子供を守る母の強さ
- 本当に強く有能な人間とは
こんなところに注目してみると味わい深いです。
あと私個人的にですが、
このマスクの一団は超ザコいですが登場します。
が、面白いのは
このマスク団のリーダーの青年が
このマスク被らずに「この顔」そっくりなのです!
マスク顔している。
表情が常にこの表情なのよ。
なかなか気になる部分多い作品なので是非見てみてね~。
では、また~
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