【魔法の智恵】の章に入りまして
更に驚異深い話がはじまっております。
聖書にも多大な影響を与えた、と云われるエメラルド板ですが
「光と暗黒の戦い」についてトートが語りだしました。
『善と悪』ではなく、『光と暗黒』である点に注目して読み進めてください。
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”Oh,人よ、魔法の智恵にきけ、忘れられし諸偉力の智恵にきけ!”
このトートの話を聞きながら
どうやら「光と闇の戦い(関係)」というのは
我々がイメージする「善と悪」とかではなく、
もっと根本的で複雑なものなようだと思えてきたのです。
”当時の人々は 今の如く
光と暗黒の双方に満たさおれり。
つづく