「無限」自身が空間ー時間の遥か彼方で変化しているため、
我々が目指す「すべてを知る」というゴールも日に日に遠のくようだ…
「無限」それ自身が変化しているよ~って示した後、
トートは「だからしっかり智恵の声に耳を傾けろ!」とカツを入れてくれ
こんな言葉を続けている。
↓
「すべてはとこしえに すべてから成る」とは…
「一なる者」「絶対なる存在」を指して『すべて』、
この世界の万物万象は「すべて」から成るといっているのか?
王蟲が云ってた『個にして全、全にして個』のことなのか?
この世界のすべて(万物万象)=”一なる者”
つまりは「∞=1」
我々個々の存在は”一なる者(すべて)”に於ける体細胞の1つみたいなものかな?
じゃあ、我々は「すべての内にある存在」なのかね。
とにかく我々はまずは「時間を通して」智恵を追求するしかないらしい。
そこで「空間ー時間」の束縛から抜け出す鍵を見つける必要がありそうだね。
そして、トートはこう結ぶ。
”然り、汝の目標は日に日に汝を避け、常に遠のくものなることを汝見い出さん”
知識と知恵を得るほどに
私から見える「すべて」は大きくなっていくようです。
道を進む度に、そのゴールは遠ざかっていくのかぁ(辛い)
でも、ここで心折れては結局「無知」のままってわけかぁ。
とにかく「進み続けるしかない」わけですな。
まさに「0」か「1」なんですね。
(つづく)