「原初の混沌」…「暗黒の海」…大深淵…ヌン
火の花の玉座におわす「聖なる方」からの
『第一原因の栄光を見よ!』という声と共に導かれた世界でトートが見たモノとは!?
トートはここで見たモノ、ここでの体験を
『われ、神秘中の神秘を示されたり』と語っている。
アルル(アアル)の主たちが「原初の混沌」をかいま見せる為に門口を開け、
トートはそこで「戦慄すべき光景を見て恐怖に震えた」という。。
そこに「暗黒の海」があったのは確からしいが
トートも「ちらっと覗いた」程度で、
あとは恐怖に怯み下がってしまったらしい。
しかし、智恵の鍵トートはそれだけで『障壁の必要性』を悟ったようだ。
園ことについて、こう述べている。
↓
『彼らのみが…』って部分は⇒『アルルの主たち のみが』になるんだと思います。
※私の勝手な推測では「アルル=エジプト神話のアアル」のことかと
秩序が生まれる前の「混沌」、そしてそこに広がる「漆黒の海」
原初の海ヌンのことであり、天地開闢の始まりにある世界のようでもある。
「光」は漆黒の海から生まれるのですな。
もの凄いエネルギーがうねり塊り動いている状態なんじゃいかならろうか?
どんどん湧く無限エネルギーがうねり練られ凝集され「粘度・トロミ」ある水状態つーか、たぶん「原油」に近い液体のような状態の海が大深淵に広がってるんやろうな…
「暗黒の海」と表現されているから「果てが見えない」状態だったんだろう。
果てしなく広がる原初の暗黒の海かぁ。
もう1つ湧いてくるイメージとしては、トートが「恐れ震え上がる」程の『暗黒の海』って、ブラックホールみたいなものじゃないか、と。
その暗黒に呑みこまれるような恐怖感があったんじゃなかろうか。
このすべての「はじまり」「すべての源」「神の創造点」を守るのは
『無限のバランス』を持つ者=アルルの主たちなのね。
無限のバランス…アルルの主たちも無限と一体であり、コントロールできるってことやろうか??
9の主とか上界・上位意識の者たちがいう「無限」が
まだはっきりと理解できてない私です。
(つづく)