思わぬところで、安岡正篤先生が説く「知命・立命」の実践に触れられた。
まさかトートの「立命」の瞬間(?)に立ち会えるとは…
アルル(アアル)で神秘中の神秘を垣間見た後、
暗黒を克服⇒暗黒を征服にまで至った8の領域を巡り
その「光の壮麗」に感銘をうけたトート。
そこでトートに芽生えた「願望①」がこちら
↓
『彼らの光の壮麗たる領域にわが場をとりたく、望みぬ』
まー、そうでしょう。
誰だって「光の楽園=光の界」に住みたいよね。
しかし、この時トートの胸には別の想いも同時に「炎」をあげていたのです。
こんな表現をしている。
もうすでに自分が成すべきことを
アメンティーのホールを知った時に立てていたらしい。
その時の想い・成すことへの情熱も
「実現した領域」を見て更に大きな炎となったようです。
アルルの諸ホールから⇒アメンティーのホールに置いてきた「自分の肉体」へ戻るや否やトートは主たちに決意を表明したようです。
↓
地球の子らが「光の道」に入り、常に光へ進んでいくようになるまで
人々が暗黒の束縛から解脱し、魂の自由を得、造化への参加に至るまで
トートは「導き」をやめないといってくれている(;;)
苦難・困難な道を自らの意志で選んだのだ。
このトートの決断や知命・立命の実践の姿は、我々への大事な「教え」になっているんじゃなかろうか。
道に迷った時、楽な方ではなく困難・遠回りに思える道を選ぶことが「正解」なんだって東洋の哲人達も皆語ってるしね。
ちょうど安岡正篤先生の書を読み始めた時に
このトートの選択場面に触れ、「これか!」と思った次第です。