91君が神社で感じた「これはヤバいっ」という本能の警鐘
それは、こうなることを察知していたのかもしれません。
この世界の目には見えない法則性を探して
夜な夜な「不思議体験談」を求めネット徘徊中の私です。
今、注目しているのが「別な日本」からやってきた91君の話
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彼が元いた世界の「日本」は地震が無くて
不思議な文化が発展していたようなのです(興味深い)
目覚めると知らない言葉、知らない両親の世界だった
この謎の神社(悪いモノを封印している)でA君の提案のままに
「封印を解く行い」をした結果…本堂の奥に広がる真っ暗をひたすら進み
気がつけば森の中で、崖から落ちて気を失ったという91君。
(※神社は話から私がイメージした図)
目が覚めると、病院のベッドだったという。
「助かった」とホッとしたその直後、彼は再び恐怖と混沌に包まれる。
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安堵したが、それも束の間だった。
すぐに医者と看護師がやってきて
しばらくして両親がやってきた。
知らない言葉、知らない人物だった。
※上記ブクマリンク先より
恐ろしいことが起きている!
言語が違うんですよ(><)
しかも「駆け付けた両親」が全く知らない人たち…
だから91氏もはじめは彼らが「両親」だとは分からなかったという。
しばらく入院している間に、徐々に自分の言葉が通じない事や彼らが両親であることを理解していったようです。
んで、この時91氏はどうやら
自分が一時的なショックでおかしくなっていると解釈した様なのです。
「直に良くなる、治る」と。
ところがいつまでたっても
こっちの言葉も記憶も戻らないし、
通じないながらもA君たちのことや、あの神社のことを聞いたが
「まったくわからない、何をいっているの?」という反応だったという。
彼はようやく気が付く、「ここが何かおかしい世界」だと。
◆異世界に迷いこんだショック~順応するまで
ここで私が91君に感心したのは
彼が「こっちの世界に迷い込んだ」ショックから家に引きこもり
数か月後にはこの世界・こっちの家族を受け入れ順応し始めたこと!
やはり小学生(高学年)という若さの成せることなのだろうか。
よく異世界ネタで聞くSFサスペンスアクションのような展開はなく
拘束されることも、実験されることもなく
ただただ家族に温かく迎えられた感じだったらしい。
家族からすれば「連絡事故で記憶をなくした息子」なので
本人が落ち着くまでそっと見守ってくれていたようだ(いい家族だなぁ)
3か月ほど家に引きこもり、テレビを見て過ごし
家族と会話する中で徐々にこっちの言葉を覚えていったそうだ。
数か月でこっちの日本語をマスターしている!(元々賢い少年なんだろう)
そうして、こっちの学校にも通うようになったんだって。
凄くない91君!
◆家族でアルバムを見ていると
ここが非常に興味深いポイントなんですけど、
A君がこっちの世界にきて言葉を覚え
家族でアルバムを見ていると
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やがて学校にも通うようになった。
しばらくして子供の頃のアルバムを見ると
確かに自分がいた。
父親に「これ俺?」と笑って聞くと
「お前以外誰なんだ」と笑われた。
正直笑えなかった。
※上記ブクマリンク先より
91君はこっちの世界の家族も家も住む土地も
まったく「知らない」ものだったのに
こっちの世界に91君がいた形跡がちゃんと写真(記録)で残っているのです。
91君が写真に写る少年を「自分」と認めている。
魂だけが世界を越えたんじゃなくて、形(体)ごと異世界に移動してきたのか?
それとも「こっちの世界にいた91君」と入れ替わったのか?
融合したなら、こっちの世界での記憶もあるはずだから…
91君が来る前にいた「こっちの世界の91君」はどこにいったんですかね??
そこを考えると「笑えない」という91君の気持ち…わかるなぁ。
今まで読んできた異世界体験談とちょっと違うんですよね。
何となく91君が元いた世界が消えとんだから
91君に「この世界」が用意され与えられたような印象さえあるんですよ。
そうかと思うと、この先の話を聞くと
「草文明」体験した人の話に似ている点もあって…
私が予想しているよりも
世界は多様性を持っているし
もっと多数の意志によって我々は動かされているのかも。
つづく