日常生活に東洋医学の知恵をとりいれ、健康維持を目指すBBA私です。
普段の食事を「食養」とするために、「漢方の基礎を知る」作業中
ここで私は今までの「薬」への認識が反転することになろうとは…
そもそも人間の体は「自動で健康を維持しようとする」ようにできてる!
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だから、オートに働くシステムを最大限に活かせるように
「東洋医学」の知識・知恵を身につけようと奮闘中の私です。
目標としては独身なんで2世代分→140才まで健康に生きる!
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今回は無知BBAの「薬」への認識が
丸っと変わることになった「漢方薬」の話です。
先人たちから受け継がれる2000年以上の研究による「叡智」っす。
漢方薬の世界:生薬と漢方処方
ここで1つ大事なことを抑えておきましょう。
「漢方」の知恵を体調管理に応用する場合
- 生薬(素材の性質を変えずに単一で使用)
- 漢方処方(生薬を一定原則に沿って組み合わせ使用)
日常生活、自分の食生活に活用するなら
「生薬」的な考え方で知識と知恵を利用すればOK!
ですが、すべて「バランス」を重視する東洋医学の世界の凄さは
漢方処方の“一定原則に沿っての組み合わせ”にあるのです。
せっかくなんで
薬膳・食養の為の基礎を重厚なものにしておきましょう☆
以後、「漢方薬=漢方処方」のこととなります。
漢方薬は複数の生薬で構成されている
漢方薬は通常2~10種の生薬を
一定原則に沿って組み合わせ構成されている。
数種類の生薬を組み合わせるのは
それぞれの生薬が持つ「作用」と「副作用」があるため。
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複数の生薬を組み合わせることで
毒性を抑え、効果を調整し
それぞれの薬効を最大限に引き出すように研究された
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その結果、生まれたのが「漢方処方=漢方薬」
薬の認識が変わる 漢方薬の効能分類
※無知なBBAは認識が反転した部分でございます…
◆漢方薬の効能分類:三品分類
こういった3段のピラミッド構造だというのです
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上から
- 上品(じょうほん)
- 中品(ちゅうほん)
- 下品(げほん)
この図からイメージする通りに
上品・中品・下品の順に効果作用が高まるわけです。
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しかし!この部分の認識がBBAの想像の真逆だったのです(^^;)
効き目が強い、早く効く、強い作用
⇒これらを「上品」と思っていたんです、私…
ところが、実際はこうなのです。
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◆上品(上薬)とは
穏やかな作用で、長期使用しても副作用が少ない
⇒非常に優れた生薬ゆえに「上品」とされるわけです。
お気づきでしょうか?
私が初めに想像していた
効き目が強く、早く効く、強い作用
真逆だった(><)
「薬」としては、まったく優れていないわけです。
体のバランスを急に大きく変える=毒なわけですしね(--;)
そうだよなぁ
なんでも早く、大きな結果を求めるのは「愚行」なのかも…
人生哲学にも通じるやないかぁ
◆中品(中薬)とは?
穏やかな作用で、短期使用なら副作用も少ない
⇒新陳代謝を高め、外邪と闘ってもくれる(頼もしい)
中薬でも「穏やかな作用」が善しとされているわけです
φ(..)メモメモ・・ここ重要
◆下品(下薬)とは?
薬効は強いが、その分副作用を伴う
⇒いい意味でも悪い意味でも、強い作用を伴う
いい意味(症状に効く)場合でも
悪い意味(副作用)の場合でも
強い作用=体には負担が大きく毒
なんでしょうねφ(..)メモメ
※それぞれのイラストの剣の数に注目
これが身体への危険度を表しております。
体の本来の機能をサポートするのが薬の目的
無知なBBA私は、この漢方薬の世界を覗いて
自分の「薬」への認識の間違いに気付くことができたのです。
私は無意識に…というか、当たり前のように
「病気を治すのが薬の役目」
そう思っておりました。
でも漢方薬の知恵に触れわかったのです。
身体が本来の機能・バランスを取り戻すためのサポートが薬の役目だと。
早く強く効く薬は
体の機能・バランスを変えてしまう可能性が高いという面を思い出した。
強い薬は、その薬の摂取前提の身体に書き換わってしまう怖さがある、
薬を飲み続けなければダメな身体になってしまう…。
医師の処方でなく
市販薬を常用(長期継続使用)している方はご注意を。
BBAも気をつけます。
長くなってしまったので
次回に「漢方薬の生薬組み合わせの妙」を
では、また~☆