ここ、なかなか重要な部分の気がするので
まずは前半部分だけに集中して解読してみます。
般若心経を読みはじめて、やっとここな私です。
観自在菩薩
行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空
度一切苦厄
舎利子
色不異空 空不異色
では、続きを
受想行識は4つに分解
この4字…1つ1つ重要な意味を持っております。
この4字は何か法則や作用を示しているのではなく
重要な4つの要素を示しています。
- 受
- 想
- 行
- 識
この4つをしっかり理解しなくては!
でもこれ「五蘊」のことろで見てきた心の働きを示したものですよね。
なぜ、「色」だけ抜いたのか…
「受」とは?
感受=喜怒哀楽を感じる感覚作用
何かを見て、触れて
「感じ受ける」心の作用のことらしい。
更に「感受性」で調べると
⇒外界の刺激や印象を感じ取る心の動き
「想」とは?
想像=想像する心の作用
見たり、触れたりしたこといついて
外界からの刺激を受け想像する心の働き
更に「想像力」で調べると
⇒感覚や概念を五感・感覚を通して理解できない時に
経験に意味を、知識に理解をもたらす助けになる
心の像をつくり出す能力
おおっ!
BBAは「想像力」を誤解していた…
空想力とかアイディア力な方に傾いた理解をしていたぜっ
「行」とは?
意識=意思形成力
意思決定が行動につながるから「行」なのかな?
意思をもった行動という意味もあるはず
行動のベースになる意思決定と覚えておこう。
「意思」とは
⇒目的や計画を選択し、実行しようとする心の働き
感覚的、反射的、習慣的(慣性)行動ではなく
意思をもった行動へ導く精神の働き
φ(..)メモメモ
「識」とは?
識=認識作用
対象を見て、触れて、区別・認識する心の作用
「認識」とは
⇒ある物事を知り、その本質・意義を理解すること
あっ!?
私が思っていた「認識」よりも全然鋭利だった…
認識は個人的理解ではなく
対象物の「本質・意義」を理解しようとする心の動きなのかぁ
φ(..)メモメモ
受想行識とは、深く複雑な心の作用
五蘊の中の受・想・行・識であり
深く複雑な心の作用。
色を通して
外界の刺激を受けとり
そこから「その事象」を理解しようとする心の働き。
その理解とは
- その事象に対する感情
- その事象を理解する為の想像
- 外界の刺激に対し、行動を起こすための意思形成
- 外界の事象を本質から理解しようとする認識
ここまでの「色」に対する言及と
ここで示される心の作用…
「私が見ている世界」が結局は心に中にあるってことか??
私は心や精神をこういった深意をもって
使ってはいなかった…そのことに気がつきました。
なんてこった(--;)