はじめはチンプンカンプンだった般若心経も
1節ずつ、1字ずつ読んでいくことで
だんだんと理解できるようになってきたBBA私です。
⑨と⑩の間に「舎利子」と入りますが
まーここは弟子への呼びかけなので飛ばしちゃうのさ(‘v‘)
では、本日の一節を解読していきましょう。
◆是諸法空相を分解
「諸法、是れ、空相なり」
と日本語的に並び替え
- 諸法
- 是
- 空相
の3つに分解しました。
では、1つずつ見ていきましょう。
①「是」とは?
「これ~なり」というように解釈していて
特にこの字自体の意味を考えないでいかたかも?
是=肯定の意
と思っていたのですが、もっと深い意味の言葉のようです。
- 道理にかなっていること
- 正しいこと
を示す言葉であり、「これ」という代名詞的に使うこともある。
②諸法とは?
諸法=すべての事、すべての事象
と思っていたのですが
ここにも更なる奥深い世界が込められておりました。
諸法とは「十二因縁」をさしているというのです。
◆十二因縁とは
十二因縁=十二縁起
- 無明ー無知、煩悩、無知ゆえに迷いの中にあること
- 行ーー志向作用、意志ある行動、潜在意識、生活作用
- 識ーー識別・認識作用
- 名識ー物質現象と精神現象、名と形態=物質現象世界
- 六処ー6つの感受機能(目耳鼻口肌意)
- 触ーー六処を通しての外界との接触
- 受ーー触からの感受
- 愛ーー渇愛
- 取ーー執着、心を取られる
- 有ーー存在、有る、在る
- 生ーー誕生
- 老死ー老いと死
現実の人生における人の苦の根源とされる12のモノ。
私が生きる世界のすべて、
私に見える世界のすべて、
私が受けとる世界のすべて、
それら「すべての因縁・縁起・因果」を指すってことかしら?
この辺はまだ理解30%です(--;)
③空相とは?
空相=空想?
ここを理解する為に
「相」を解読していきましょう。
相=姿、様子、有り様、持っている性質
(人相、手相、世相、様相etc…)
その姿や有り様は「空」である。
◆空想とは?
現実ではなく、
- 現実から離れ自ら意図的に思い描いた事象
- 頭の中で実現している場面
ほほぉ~言われてみれば…確かに。
まとめ:是諸法空相とは
この世の一切は空相である。
この世のすべての姿は空である。
⇓
この世のすべてが空想である
⇓
正しくは
私が見ているこの世のすべてが私の空想である。
皆それぞれが自分の空想を見ている。
ということかな。
今の私が理解できる精一杯がここ。
また、成長したら認識が変わるはず。
前半の更に前半部分で
既に結論に達しているよね。
これからは更に理解を深くするように
教えてくれるってことかな。