穏やかな心で…今日を生きる。
最近、大きな節目をむかえた私です。
カタカムナが説く「潜象の力×現象の力」のウツシが「肉体・身体(身心)」にもあるんだろう…ということで「肉体の神秘=覚醒の鍵」を探っている私です。
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肉体の隠されし力を探り始めると同時に出会ったのがこちら
そこから、合気道の祖・植芝盛平氏が説く「合気×むすび」の世界にどっぷりはまっております。弟子たちが語る 師・盛平の驚異的な身体能力にもはまっております。
盛平氏の「身心覚醒」が、突如訪れた神秘体験『大地から湧く黄金の気と一体化し、全一の黄金体となった』ことにあるとわかりました。
その全一体験の中で盛平氏は何を見て、何を感じ、何を悟ったのか!?
ここを深掘りしていこうと思います。
盛平氏曰く
”この時『武道の根源は神の愛(=万有愛護の精神)である』と悟った”
ということだが、この言葉の意味をもっと詳しく知りたいわけです。
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「武道の根源は神の愛である」とは、どういう意味かというと
”引力の根源としての「むすび」は、「神の愛」である”
ということを感じ得たというのだ。
これは言葉足らずで、私が理解したところでは
「引力の根源としての”むすび合気・むすびの力”、その正体(本質)は神の愛である」
ということだろうと。
ここからはその「武と愛」の関係を整理して見ていこうと思う。
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はじめに言っておくと「武=愛」という単純な話ではない。
此処で「気」「呼吸」が出てきたので、一気に進んでいこう~
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”武道の根源は「神の愛」である”とは、言い方を変えると
→『武道は”神の愛より”生まれた(発生・派生)した』といえるのではないだろうか。
つまり、こういうこと
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神の愛たる「引力」が発生すると同時に生れる 「反作用=斥力」、これが「武」だというのだ!(なんか、だんだん見えてきた)
盛平氏曰く、
『根源の呼吸・むすびの呼吸には、こうした斥力と引力が同時に働いている』と。
そして、『合気の呼吸は武(愛)によるものなのだ』と。
深く呼吸をする時に、「息を吐く=斥力」と「息を吸う=引力」を感じられるはず。
これは誰でも簡単に感じられる。自分の呼吸が呼応する斥力と引力から成っていることを。
その時にさらに奥深くに入り呼吸をしてみると「合気の呼吸」が感得できるかもしれない。宇宙の呼吸・天の呼吸・主の大神(大玄霊・一元)の呼吸との「合気」がそこにある。これを「合気の呼吸」というのだろう。
盛平氏がいう「むすび」とは「産巣日神」の神霊力たる「むすびの力」のことなので、「産巣日神の神霊力」の正体(本質)は「根源(神)の愛」の変遷だ、ということになるだろう。
呼吸の内奥には「造化三神」がおられるのかもしれないね。
実に面白い。
(つづく)