私もそうですが、多くの人は「正義でありたい」と思っているはず。
正義と悪ならば「正義側」でありたいし、善と悪なら「善人側」でありたい。
そんな私に仙人が難しい質問を投げかけてきた!
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「正義でありたいがために悪を排除するのは本当に正義なのか?」
私がいう仙人とは、こちらの本に登場する「悟り人」のこと
武士道から禅の世界へ修行をすすめております。
正義でありたいがために悪を攻撃・排除する
自分が正義でありたいという気持ちはめっちゃわかる。
BBA私もまさにそう思っているからだ。
でも最近の「自分は正しい」と思うが故に
正義を盾に自分と違う意見の人を攻撃しまくる人達を見て
「う~ん」と思って自分を顧みている。
「まっ白」に憧れてるけど私も「グレー」なのだ。
どこか薄汚れていて、まっ白にはもうなれないだろう(;;)
そう考えてみると
「正義」って一歩間違うと
傲慢な一面や暴力的な一面も出てくるなぁ。
世界中で耐えない紛争はむしろ正義vs正義のせいだったりするしね。
正義vs正義の裏で金のために火を焚き付けている奴が一番悪いけども(--;)
正義という概念が悪をつくり出している
仙人の教えはこうだ。
私が正義でありたいと思う時
私は世の中を「正義か悪か」で視るようになる。
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そして悪を排除しようとする。
- 悪と闘う
- 悪を攻撃する
- 悪を排除する
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結局、「自分が正義でありたい」という思いや
「自分が正しい」という考えが
悪やつくり出す原因になっている。
自分が正義であるために
その反対の存在である悪を必要としている。
それは悪の存在を認め、
意識を向けることで悪を強化しているのだ。
正義と悪は同時に生まれる
正義と悪はコインの裏と表の関係で
1つであり同時に生まれる、という。
そして誰もが正義も悪も自分の中に持っているはず。
自分の中の悪を認めたくない人ほど
他人の悪に敏感に反応し攻撃しちゃうのかもね…怖いから。
他人の悪を叩くとき、
自分では正義で闘っているつもりが
実は自分の悪の面で闘っているのかもしれない。
悪に意識を向けると
自分の悪もうずいて強化しちゃうし
お化けと一緒で存在を強化しちゃうんだね。
この部分はもっと深く理解しないといけない気がする…
修業を続けながら、時々立ち返って考えてみようと思います。
自分がグレーだから黒い人を見つけては
「私の方がまだ白い」って思いたいのか、私??
でも、大人になるほどに
人の黒さの違いがよく見えてくるよね。
混乱しそうになったら、これを思い出すのだ!
「そもそもこの世界に“意味”は無い」
(※前回の内容)
では、また~☆