プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女見聞録】水族館が2倍楽しくなる:雄ペンギンの子育て、パパっぷりに圧倒された話

 

お題「マイブーム」

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特にペンギンには興味もなく、積極的に会いに行くこともない私ですが

今回「ペンギンの雄の子育て」に涙して以来

めっちゃ尊敬する存在になりました。

なんたる、でっかい父性愛(;;)

 

 

BBAになると

世の中を知った気になってしまい

興味を向けるポイントがレーザーポインターになってしまうもの。

※私だけかも・・・

 

それゆえ「無知な自分」を意識して

興味をグググッと広げていこうと

いろんな本やドキュメント観ております。

 

そんな中、昨日紹介したこちらの本「LIFE」で

心揺さぶられた話をひとつ。

 

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

 

 

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

「ペンギン」の生態から生き方を学ぶ部分に書いてあった

ペンギンの繁殖における夫婦(ペア)と子育て話が

非常に心に残ったのです。

 

ちなみに、この話はサブでありメインで語られている

ペンギンの生態・習性は別のことです。

それは是非本を手にお確かめください。

 

 

120日間ほぼ飲まず食わずの雄ペンギンの子育て

初めに言っておきますが

もちろん、雌ペンギンだってすごいんですよ。

過酷な南極の自然を相手にしての子育てですから。

そこは誤解しないでくださいね。

 

では、思う存分私が感動したパパペンギンたちの子育て奮闘ぶりを

語っていきたいと思います。

 

ペンギンは通常7割がた海の中で過ごすのですが

繁殖期は求愛・産卵・子育てと氷上で過ごします。

ペンギンにとってのエサは「海の中にしかない」ことを

心に留めながら以下の話をきいてください。

 

陸(氷)にあがり求愛からの繁殖行動を経て

メスは産卵すると、オスに卵を預けエサをとりに海に向かいます。

残ったオスは両脚の下の皮膚の中に卵をつつみあたため続けます。

 

群れで身体を寄せ合い

卵を抱いたオスはひたすらメスが戻ってくるまで

立ち続けます。ずっと立ちっぱなしなのさ。

 

その過酷さはこんな風に書かれています。

 

マイナス60℃にも達する中で

65日間何も食べずに卵をあたため続ける。

 

雛がかえる頃には

オスの体重は40%以上も減ってしまう。

 

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方 より

 

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よく見るこの愛らしい・ほほ笑ましい姿の裏に

そんな過酷な命がけの子育てがあったなんて・・・。

 

求愛から考えると

120日程度の期間を飲まず食わずで過ごすというのです(;;)

 

親の偉大さが半端ないって!

 

私なんて、丸1日のファスティング(簡単に言うと断食)でも

超辛かったのに・・・。

ファスティングは完全な飲まず食わずではないのです。

酵素ドリンクや水分、塩分はとっていいので。

 

飲まず食わずで120日をあなたは耐えられますか?

しかもマイナス60℃の北極の氷の上で風に晒されたいように照らされ

座っても横になってもダメで立ちっぱなしで。

 

雛がかえってからは自分の栄養をミルクにして与えるパパ

南極ペンギン物語 ?スノウ誕生から旅立ちまで? (吹替版)

 

 パパ~(;;)

雛が孵ると今度は自分の体内に蓄えた栄養を

「ペンギンミルク」と呼ばれる栄養豊富な分泌液にして

我が子に与えます。

 

この期間は約10日間程。

パパペンギンが子に与えるペンギンミルクで

雛は2倍の大きさにまで成長します。

 

このころになって

やっとメスが帰ってきます(おかえりなさい)

その後はパパとママが交代で雛にエサを運びます。

 

海でとれたエサをまずは自分の口に入れ

雛が食べやすいように細かく砕くのです。

そうして子供の口に入れてやります。

 

ペンギンの夫婦愛と子育て本能が半端ないって!

 

世界で一番美しい ペンギン図鑑: 絶景・秘境に息づく (ネイチャー・ミュージアム)

世界で一番美しい ペンギン図鑑: 絶景・秘境に息づく (ネイチャー・ミュージアム)

 

ペンギンは毎年同じ相手とつがいになるそうです。

ペンギンのペアにはオス同士って場合もあるそうですが、

オス同士のペアに卵を与えても立派に卵を孵化させ、

雛を育てるそうです。

 

実際にデンマークの動物園でオス同士が

子育てに成功した例があるんですって。

 

やっぱり人間のお母さんたちのように

お腹の中にいる子と一緒に10か月一体となって過ごす体験や、

人間の父親が子育てで子供と触れ合っていく中で父性愛が強くなるように

子どもと触れ合う濃密な時間が「親の子への愛情」が湧く源なのでしょうかね。

 

卵を産んで、すぐに海にエサをとりにいくメスもすごい!

オスが卵をあたためている65日間、

メスは海でエサを探しているわけです。

 

北極の海には

ペンギンを狙うシャチが待ち構えているので

非常に危険なのです。

 

それでもメスは家族のために産卵後すぐ海に向かいます。

これは私の推測なのですが

万が一の場合でも体が大きく栄養を貯めこんでいる雄の方が

子供を守りつづけられる可能性が高いからではないでしょうか?

自然はいつも残酷なほど効率的(;;)

 

子供を産んですぐに自分を喰おうとするシャチの群れがまつ

海に飛び込めるだろうか・・・。

人間の母も命がけで出産に挑むし、

人間の父も必死に家族を守ろうと働く。

 

親になるってやっぱりすごい!

 

知ることで世界は何倍も楽しくなる

「知る」ことで

「興味を持つ」ことで

世の中の面白さや感動は何倍にもなりますな。

 

ペンギンなんて

そんなに興味なかったのに(><)

 

今では尊敬しちゃってます。

120日間エアコンで適温の部屋の中でも

立ち続けることはできないし、

120日間飲まず食わずにも耐えられない私です。

 

こうして具体的に「何をしているか」知ると

自分に置き換えて想像すると凄さ実感できるよね。

 

では、また~☆

 

 

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氷の国の動物たち(吹替版)
 

 

 

第3話

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