怖い、怖すぎる…日常に潜む凶悪犯罪の描写がリアルや。
【映画ザ・コール 緊急通報指令室~感想】
少女を助けようとした2人の勇敢な市民の死がいたたまれない…
最初の少女を助ける物語かと思っていたので、導入部から驚いた。
凶悪犯が私たちのすぐそばに、日常に潜んでいる、という恐怖
を非常にリアルに感じさせられる映画です。
そして、犯人に捕えられたら…無事に助かることは非常に困難なことだと衝き付けられるような作品です。
警察も911の対応者もみんな必死に「救出」に向かうのですが
やはり世界は広く、犯人は潜伏しやすいため、捜索は困難を極めるものになてしまう。
これが現実です。
この世界では、こうして目の届かない処で誘拐や殺人といった犯罪が横行している…故に、毎年毎年「行方不明者」が非常に多いんでしょうね。
彼女たちの最後の選択をどう捉えるか?
「法」は本当に正当に極悪犯の罪を裁き罰を与えられているのでしょうか?
亡くなってしまったり深い傷を負った被害者よりも、犯人の人権ばかり考慮されているんじゃなかろうか。。。
被害者が犯人を直接裁く、これもアリなのかもしれません。