ナミマリ メグル オホトコロ と
「ナミマリがメグル」と「メグル オホ」に「メグル」は掛っているようです(たぶん)
◆カタカムナ第21首を詠む
声に出して「音を響かせ」空間を揺らし『現象化』させましょう☆
【カタカムナ第21首】
イマトハヒトワ ミコニホヤホ
アマツクニ コトミチ カタカムナ
ナミマリ メグル オホト コロ
イモ マクカラミ ヌ フトヤマ
「オホトコロ」の音の塊分けも難しいのです(^^;
オホ+トコロ? オホト+コロ?
◆「メグル オホトコロ」一音一音の示し
- メ(思考、指向、芽、目、渦の目)
- グ(引き寄る、自由な)
- ル(シ+レ、在り方、止まる、留まる、流転的に循環する)
- オ(奥深く、広がる環境、六方環境=生命・現象の環境)
- ホ(引き離す、ほぐれる、ハ+ト=正反発生+親和重合)
- ト(重合、統合)
- コ(転がり出入、コロコロ回転運動、繰り返し、働き・動き)
- ロ(空間、抜ける、連なる、凝集連合し、奥からあらわす)
ここから、音を連ねて言葉にして解読を
◆メグル+オホト+コロとは
カタカムナ文字で「ト」は「+」なので
21首の文字を見ると「オホト」とも「トコロ」ともとれるのです(^^;
「オホ」というのは
アマ現象界のことであり、主に「形の出現」的な意味の『現象化・現象発生の環境』で
いわゆる我々が見て、感じている『この世界』のことだと思われます。
この「オホ」は「メグル オホト」の性質を持つと読めます。
潜象の根源力・カタカムナが「ナミ・マリ」としてメグル環境でもあるし、
オホ自体も「マワリテメグル」性質を持つ環境空間だと。
そして、オホには奥から湧く潜象の力を間に統合(オホト)していく働き(コロ)があるって云うてます。
◆メグル+オホ+トコロとは
これは「カタカムナ ナミマリ メグル」から一緒に意味を考えていくと
⇓
カタカムナの潜象の根源力がナミ(波動性)マリ(粒子性)をもって
マワリテメグル 生命・現象発生の立体化する環境(オホ)を持った空間・場になっている。
カタカムナの力が動きと形を以って変還・循環し、
万物万象が立体化生成される環境=それが「トコロ」だよ~
「トコロ」を詳しく説明してくれている!
イマトハヒトワでトキの概念を解説してくれてたから
今度は「トコロ」の解説をしてくれたのかもね。
◆カタカムナは立体文字で立体思考
カタカムナの文字もウタの示しも、全て1つの面で考えてはいけません。
たぶん、すべてが立体(もしくはそれ以上)の示しなのです。
音を連ねて「言葉」にしても
その「言葉」は直前・直後の言葉や音だけではく
ウタ全体にかかっているし、なんならこれまでの歌全首にかかっているのです。
とりあえずは6面・六方環境思考で
「6つくらいの意味を内包してるんだろうな?」くらいの気持ちで
そんでもって重要なのは、
実はその形の内側にある「内部構造」を説いているってことです。
世界の古代文明以上の叡智もった文明じゃないっすか⁉
ロマンあるし、各地の文明とも交信してたっぽいなぁ。