プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】禊・祓い編~此の三柱の「底津・中津・上津」の綿津見神

この「(海)水で滌き」により成れる三柱の綿津見神と三柱の筒之男命、この六神の関係に何が在るのか?何を示しているのか?

めっちゃ気になりますよね。

その点について、実は古事記には「きちんと解説」が示されているのです。

 

 

ここにどんな関係(カカワリ)、示しがあるのか?

古事記にはこう記されております。

此の三柱の綿津見神は阿雲連等が祖神と以ちつく神なり。

故 阿雲連等は其の綿津見神の子 宇都志似日金析命の子孫なり。

古事記より)

 

この三柱の海神は「阿雲(あづみ)の連等(むらじら)が祖神(おやがみ)と祀る神」だと明記されております。

 

阿雲系=阿雲氏とはどんな一族なのか?

その発祥は福岡とも淡路ともいわれているようですが

各地の「海人」の長が集い作った連合体という説に私は賛成っす。

 

「海人」は海の恵みで暮らす人々(漁業従事者)というよりは、マジで「海人=神と人の間の海洋の神人」だったんじゃないか、と。

 

んで、非常に気になるのが「綿津見神の子=宇都志日金析命」という流れです。

タツミ神らが大綿津見神~この三柱の神のように多種多様に繁栄し、その海神網は「宇都志日金析の命」を担うことになったわけです。

 

ってことは「海全体」が「宇都志日金析の命を担い果たしている」と見えてきますよね。

 

宇都志日金析命(うつしひかなさくのみこと)

ってどんな天命を受けた命神なのでしょうか?

 

(つづく)

 

 

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