アルパチーノの魅力が大勝利を収めている映画です。
更にこれが「マジであったこと(実話)」だと思うと…熱いモノがある(;;)
【映画フェイク~感想】
実在のマフィアをアルパチーノが「人間味」たっぷりに演じている、圧巻です。
この映画によって名優・大物俳優アルパチーノの魅力に気が付いた私です(遅)
美形でもなく、冷徹な頭脳犯のような無機質さでもなく
”不完全だからこその唯一無二の人間的魅力が溢れだしてしまう”
それは女だけでなく、男もその魅力でひきつけてしまう…それがアルパチーノだと。
成功や力への欲・渇望とイマイチな自分への葛藤を抱え
それでも家長として家族を、グループのリーダーとして側近的部下を
信頼し彼らを護ろうとする男を見事に演じております。
半分はアルパチーノ自身の投影なんじゃないか?と思えるほどに。
実話と知ってみると、人間ドラマの重みにグッとくる。
アルパチーノの最後の言葉(ジョーへの言葉)が染み入ります(;;)
ここは絶対に聞き逃さないで~
伝説の潜入捜査官ジョー(ことドニー)は今もどこかで
身を隠して生きているという…ここに鳥肌たった。