本当にどんな役でも演じれちゃうんですね、すげぇ~
【映画 幸せをつかむ歌~感想】
人は人生の中で色々なモノを失っていくが、本当に心から大事に思う「縁」はあなたが背を向けない限り切れることは無い、らしい。
なかなかにパワフルでハートフルな映画です。
ですが、ストーリーの良さよりも私の印象に残ったのは
「女優メリル・ストリープの化け物女優っぷり!」です。
どんな役も「その人」に見える、カメレオン女優ってこう云うことか!!と感心しきり。
彼女が評価された女優であることは知っていた。
でも、そうはいうても私の中の彼女のイメージ(彼女が演じる役のイメージ)は
- 強い
- 賢い
- 凛として美しい
というベースがあっての役どころばかり…の印象だったもんで(^^;
今回のこの売れないバンドおばさん+離婚後子供たちとほぼ音信不通という役を彼女が演じていることにまず驚いた、
そして彼女がパンクロック風なメイクや服でギターを弾き唄う姿に釘づけさ~
マジでメリルがギターを弾き、スタンドマイクで歌ってるんだぜ~
なんでもできるのかよ~大女優メリルって
この映画は「吹替え」難しいんじゃないかなぁ、ってか歌メインな面もあるからむりじゃねーかな…って思っていたら、
吹替え版あった~
マジかよ~歌の部分どうしてるんだろ⁇
”人間はとかく失いやすい”という言葉を最近、安岡先生関連の本で読んだのですが
「失くした」と思いこんで自分がそこに意識を向けるのを避けているだけで
実は「ずっと、そこに在った」ってこと多いんじゃないだろうか?
殆どのモノは人・モノ・縁・絆も誰の所有でもなく「ただ、そこに在る」なんじゃなかろうか?それに対し「私が」「あなたが」どう認識するか?の問題ってだけかも。