プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【午後ロー感想】映画ペイルライダー~ヨハネの黙示録の”死を司る第四の騎士”

ペイルライダー(字幕版)

クリント・イーストウッドがとんでもなくカッコいい映画っす。

描かれている「権力・権利・正義の名のもとに行なわれる殺し」については、

じっくり考えてみる必要があるかも。。。

 

 

【映画ペイルライダー~感想】

金の採掘権とその土地を巡っての虐げられし貧しい村民の前に現れたのは、

牧師の姿をした ヨハネの黙示録に登場する”死を司る第四の騎士”だったのです。

 

「ペイルライダー」の意味が分からず調べてみたら~

劇中で女の子が読んでいた聖書に出てきてた「救いの騎士」だったらしい。

村を襲う悪への復讐のために彼女が願った存在がヨハネの黙示録に登場する第四の騎士だったので、彼女にとっては「救いの騎士」だったんだと思われます。

 

今の地獄の世界に終焉を告げ、新しい世界に導いてくれる英雄的な像が重ねられていたのかもしれない。

 

んで、当然の如く 主役であるペールライダーを演じるクリント・イーストウッドが影あるイケメンっぷりを炸裂させておりまして、超絶かっこいいんですよね。

しかし、この映画に於いて真にカッコいいのは、自分の中での「仁義」を通した弱き村人の代表でもあるハルだと思うんです。

ハルが家族(妻娘)のように守っている女とその娘は一瞬でペールライダーに恋に落ちちゃってたけども…やはり「ポッと出のイケメン」に女は弱い(ハル、切なすぎるぜ~)ってところも込で、男の哀愁も感じるキャラです。

 

この映画が描く「社会秩序」に注目してご覧ください。

西部開拓時代とかなのかな…インディアン(先住民)から奪った土地でなんだかんだ勝手に色々な権利書をつくって権利を主張し合う、そして出所が胡散臭くとも「権利書」という書類(形式状)があることで「無かった権利がいつのまにか勝手に実在のものに」という社会の在り方…よーく見ておくといいかと思います。

 

んで、最後は「邪魔者の命を奪って」も金と権力で「合法」「無罪」を得て解決という当時の成金たちの処世術がまかり通っている惨状、これが史実だったら…

 

ペイルライダーは「みんなで立ち上がれ、立ち向かえ」といってた。

この言葉はとても重要な神の教えだったんじゃないだろうか、一応牧師だったし。

 

 

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