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【独女映画部】「特捜部Q キジ殺し」感想・考察~金と権力でもみ消される罪に炎の罰を!

お題「最近見た映画」

特捜部Q キジ殺し(字幕版)

今私のお気に入りのハードボイルド映画「特捜部Q」

今回も自分の判断でどんどん暴走していく無骨なカール刑事と

彼をサポートするスマートなアサドのコンビにクゥ~(><)てなる。

 

 

今回は社会風刺・社会の理不尽さの根源にグイグイ攻撃する姿勢の作品です。

監督やるなぁ・・・原作者がすごいのか!?

 

◆原作

特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕

特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕

 

 

映画版「特捜部Q キジ殺し」はこちら

 

特捜部Q キジ殺し(字幕版)
 

 

今回は観ている最中も観終わっても

「過去に彼女が犯した罪(若気の至りというには極悪過ぎ)を

今の彼女の生き様を見たからと言って許せるのだろうか??」

このことが頭の中をグワングワン響き、止まないのです。

 

あなたはこの映画を観終った時に

この問いにどう答えますか?

 

 

20年前の双子殺人事件の再捜査を命がけで訴えた父親

5年前の未解決事件を解決したことで

特捜部Qはメディアでも取り上げられ

その存在は広く知れ渡るようになっていた。

 

特捜部Qのはじまり

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

特捜部Qには未解決事件や過去の事件の被害者や遺族からの

「再捜査依頼」が手紙が多く届くようになっていた。

 

カールとアサドは

その手紙をすべて読んでいる暇などなかった。

手をつけなければいけない未解決事件は

ファイル整理で絞ったのもでも50件以上もあったからだ。

 

そんなカール刑事が署から出てくるのを待ち構えて

「20年前に殺された双子の事件を再捜査してほしい」

と訴える父親がいた。

カール刑事は「事件は順番に捜査している」と彼を軽くあしらって

帰宅を急いだ。

 

その翌日、この父親は風呂場で血を流し自殺しているところを発見された。

カール刑事が現場につくと

「彼からあなた宛てのモノがあります」

と現場捜査していた刑事から渡されたのは

この父親が独自に調べていた20年間の双子殺しの事件に関する資料の山だった。

 

カール刑事は、自分が彼の話にきちんとあの場で耳を貸さなかったことで

自分の死を持って再捜査を訴えてきた父親に対して心に誓った。

「きっと事件の真相を突き止める」と。

 

カール刑事はこの父親の死が自分のせいだという意識により

この事件解決に今まで以上にのめり込むようになる。

 

事件を追っていくと見えてきたもみ消された無数の事件

 

20年前の双子殺人事件の再捜査を訴え亡くなった父親は

市警の警部だった。

つい最近離職した元警部は「精神病」とされていた。

 

20年前の双子殺人事件は凄惨な事件で

少女はレイ〇後に惨殺され、少年も酷い殺され方をしていた。

この事件は犯人とされる男が捕まっており

有名弁護士の弁護のおかげで3年の服役で出所していた。

 

金持ち専門の高額弁護料をとるクルム弁護士が

なぜ、こんなチンピラの弁護を?

 

捜査をしていく中で

警部が残してくれた捜査資料と

その資料をキレイにまとめてくれた特捜部Qの新任秘書ローセにより

20年前の双子殺人事件の起きた地域で

当時同様の事件が多発しており犯人が不明のまま処理されていた。

 

事件は日曜日に多発していた。

何かある・・・

警部が残してくれた独自捜査資料によって

ある寄宿学校が大きく関わっていることまでつかんだカールとアサド。

 

それともう1つ、再捜査でつかんだ重要な手掛かりがあった。

当時、双子殺人事件を通報する電話が警察にかかってきていたのだ。

事件発生直後に公衆電話から。

通報者の名前は「キア・・」、そこからカールはキアスティンという

少女の存在に行きつく。

 

金持ちの家の子が集まる寄宿学校で何があったのか?

これはね、ホントに胸糞な内容なのです(;;)

見ていてムカムカがあふれている感じ。

 

金持ちの家の悪がきたち4人が

親の金と権力を盾に

やりたい放題なんですわ。

 

特捜部Q ~キジ殺し~ [DVD]

このマスクした糞ガキたち

 

  • 大金持ちの御曹司で学園の王子様のディトリウ
  • 学園の支配者ディトリウの子分ウルレク
  • ふたりの小間使いビャーネ(双子殺しの犯人とされた男)
  • 当時ディトリウと恋仲だったキアスティン(キア)

 

「親の」だけど金と権力の巨大な力を持ち

暇を持て余している彼らは「悪さ」をすることで自分たちに酔っていたようだ。

ドラッグもやってたし、高揚した気分とエスカレートする悪さで

遂に彼らの最高の娯楽は「他人の幸せや平和をぶち壊していく事」になる。

 

暴力と蛮行により

相手の泣き叫ぶ声に興奮するようになってしまうのだ。

相手を支配している気持ちに酔っているようにも見える。

 

ここで注目してほしいのは当時少女だった「キア」も

楽しんでいるメンバーだったのだ。

彼女も多くの人を襲い、暴行し酷い目にあわせてきた犯人でもあるのだ。

 

はじめは学園の王子の恋人の自分という立場に酔っていたのかもしれない。

でも彼女が暴力を楽しんでいるシーンも描かれている。

 

双子殺人事件とプリンセス・キアの終わり

 

双子殺人事件当時に

キアは警察に事件を通報している。

その電話でキアは詩のような言葉を残していた。

 

「彼のキスで引き裂かれる」

「空の破片が落ちて目に入る」

 

キアはこの遊びが「間違っている」ことに気が付きはじめていた。

きっかけは彼女自身が王子の子を妊娠したことだった。

お腹の子をいとしく思うと同時に

今まで自分が傷つけてきた人達も誰かの愛すべき人達だった・・

自分の罪にキアは気が付きはじめ震えていた。

 

キアが自分の子を妊娠していることを知った王子は

寝ているキアを襲い彼女の腹を何度も殴った。

キアは部屋の窓から飛び降り血だらけになり病院に駆け込んだ。

 

この時王子の恋人として輝いていたプリンセス・キアの人生は終わった。

 

以後の彼女は20年間

大事に赤ちゃんを抱え

ホームレス生活をしている。

薬と体を売る生活で身体はボロボロだった。

 

今でもキアは当時の王子が自分と産んだ子を殺しにくる幻覚に苦しんでいた。

 

キアが大事にカバンに入れて抱きかかえる赤ちゃんは

20年間ずっと赤ちゃんなのだ。

泣くこともミルクを飲むこともない。

ミイラだから…

でも20年間キアはこの子を守るために生きてきた。

 

警察が自分を捜査していることを知ると同時に

かつての仲間、王子が自分を探し出して消そうとしていることも知ったキア。

 

彼女は再びあの時のキアに戻り

王子とけじめをつけるために動き出した。

 

 

キアを救いたいカールと王子と姫の最後の闘い

家族も恋人も世の中のすべての人を

信用できなくなっていたキアに

自分と重なる部分を感じて

彼女を救いたいと思うカール。

 

彼女に殴り殺されそうになっても

彼女を救うために奔走する。

そんなカールを必死に止め心配するアサド(;;)

 

この20年間で

学園の王子は世界のホテル王となりいくつもの会社や病院も持っていて

オリンピックの出資者でもある大物になっていた。

ウルレクも大金持ちで財界でもトップクラスの成功者。

やり手弁護士クルムも同じ学校の出身で

彼らの多くの罪を全部もみ消していた。

 

そんな彼らを相手に

今はホームレスで何も持たない元プリンセスが立ち上がったのだ。

 

どんな戦いぶりになったのか?

王子と姫の20年ぶりの再会で二人は

なんと言葉を交わしたのか?

 

是非映画を見て確かめて欲しいです。

 

映画を見終えたあなたはキアを赦せますか?

 

人は変わる。

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もある。

 

確かに17歳のキアと37歳になったキアは別人のように変わっていた。

37歳になったキアはあの時の罪を認めていたし、悔いてもいるようだった。

 

もともと裕福な家の子のキアが

全てを失って

薬漬けのホームレスとなった姿に同情する感情が芽生えても

彼女をこの事件の「被害者のひとり」とは思えない私がいます。

 

誰だって誰かを傷つけてしまったり

小さくとも罪をおかすことだってある。

その罪を悔い反省することで「赦されたい」と望んでしまいます。

 

キアに関しては別に私に彼女を赦す権利も何もないのですが

彼女に対する気持ちがとても複雑なのです。

私にとって彼女は「悔いても許されない罪」の象徴なのでしょうか?

 

そんな彼女を殺されかけても救おうとしたカール刑事ほどの心が

私には無いのです。

私はなんでも許せるほど優しい人間でも心広い人間でもないんだなぁと

しみじみ感じました。

 

カール刑事がかっこよすぎる(;;)

アサドはイケメン過ぎるぜ☆

 

 

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