古代日本人の世界観や意識を向ける方向に近いものがある、
そんな気がして「古代日本人の智」を知るための『鏡』として
古代ギリシャの智を追っている私です。
カタカムナのウタの示し解読をしながら
「日本語の音の響き」「日本語の仕組み」により興味が湧き
日本人と音について深掘り中の私です。
こちらの本を読んで色々と感心・感動・歓喜中でございます。
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※タイトルは怪しいですが、内容は至って真面目な姿勢だよ。
前回、古代ギリシャにおける「この世界の本質の知に至る4本の道」である
学問4本柱を紹介しました。
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天と地を繋ぐ学問であり
天と地の間にある 潜在・潜象の法則を知るための学問
それが「天文」「数論」「幾何学」「音楽」の4本柱です。
しかし、この4つの柱へ道を進める前に
古代ギリシャの子供たちへの教育方針で重視されたのは2つ、
「音楽」と「体育」なのです。
これ、現在も重要な視点だと思うんですよね。
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”身体には体育を、魂には音楽を♪”
論理的思考とか数学的・科学的思考の脳を創る前に
魂・根源の感覚を刺激して、しっかり育てるって方針なんです。
「心を豊かにする」には、この時期(幼少期)に
どれだけ全身を動かし、この世界の旋律を肌で感じたかに
かかっているのかもしれません。
んで、古代ギリシャがこの2つの内でも更に重要としたのが「音楽」なのです。
「まず何よりも子供たちには音楽が与えられなければならない!」と
宇宙の一員たる宇宙人、地球人として生きる基礎知識の第一は「音楽」ですぞっ
これは「大人になっても大事なこと」だと思われますので
身体を動かし、音を聞くという時間を意識的に持つようにしたいもんですね。
(つづく)