プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【縄文の智恵】量子論へ寄り道中(19)~理論上の予測と実際の実験結果の不気味な溝

私はかなりの違和感と湧きあがる「???」の渦にのみ込まれ中ですが、

どうやら当時の研究者たちも「モヤモヤ」の渦の中に引き込まれていたようです。

 

 

私の「量子論への寄り道」案内人は、こちらの1冊です。

 

 

黒体放射のスペクトル分布線

当時の科学・物理学の理論上の予測では どうして「このような分布予測」になるのか?を前回長々と触れましたが、私は納得・理解というよりも「より混乱した中」におります。

 

”熱力学や統計力学など当時の従来の物理ルールに従うとこうなる(はず)なのよ”

と本には書かれていましたが、

私が「えっ、炉内のエネルギーは有限じゃね?」と思ったのと同じように

この疑念に加え、実際の実験結果が示した分布線に

当時の研究者たちも「モヤモヤ」「違和感」「矛盾」を感じて悶々としてたようです。

 

予測された分布線についても、当時から

『理論上、無限に右肩上がりっぱなし線になっちまうけど、それは同時に光の総エネルギー量も無限という事になっちまうぞ??』とモヤモヤを感じていたようです。

 

だよね、だよね、『溶鉱炉内は有限の空間』なのに

『その中には無限のエネルギーを持つ光が含まれている』とかザワっとくるよね。

爆発しそうじゃん!!

 

ここで、このモヤモヤ・違和感・矛盾のざわめきの中

この問題を解決すべく現れたのは「プランク」だったのです。

 

プランクの思考は実に画期的☆

「ならば実際の結果が示す分布線が示す数式・方程式を見つけよ、っと」

この思考…とても大事で参考になる気がしますぞっ

 

世の中、理論上と現実の間に「多くの矛盾」があると思うんすよ。

それを「まずは」実際の現象・事象を見つめ分析していく…理論上とか常識とか理想論はぶんッと一旦投げ置き。

 

ということで、次は「プランクの思考」を覗いていこうと思います。

(つづく)

 

 

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