またやっちまった！
続編から見てしまった・・・故に作品の理解度が低いプロ独女みつまるです。
有名過ぎて、パロディで使われすぎていたので素通りしていた
有名ホラー映画「ブレアウィッチ・プロジェクト」。
その続編のタイトルが「ブレアウィッチ」なんてこと、ありますぅ？！
こっちが有名過ぎて
まさかこのタイトルで続編だったとは・・
めっちゃ続編って書いてある！！！
なんでアマゾンプライムビデオの作品ポップ画はこれだったんだろう
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こっちだったんですよね。
でついうっかりみちゃった私です。
たぶん、ちゃんと前作ブレア・ウィッチ・プロジェクトみてからの方が
物語に入り込めてドキドキワクワクすると思います。
私は完全に前に何があったか知らないで
通りすがりに立ち寄ったような観客となってしまったので
単純に「なんでみんなバラバラに行動すんねん！」っていう
イライラとハラハラの方が大きかったです。
- やっぱり集団行動にはリーダーが必要！
- 「森と山をなめてはいかん！」と言ってるだろ
- 当たり前と思って自然リズム、予定調和が崩れる時
- 「わからない」が恐怖の原因
- 時間も空間も安定していると思うと危ないかもね
やっぱり集団行動にはリーダーが必要！
まとまりって大事だよね。
協力って大事だよね。
「パニックになった時こそ頼れるリーダーほしいわぁ」
って心から思った映画です。
リーダー不在のドキドキ感は半端ないです。
「みんないったん落ち着こう」
これさえもないので
みんなが自分の恐怖心のままに
バラバラに行動しちゃって（；；）
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やっぱ頼れるリーダーって必要だぜ！
わがままでもいい、やるときやる男なら。
優しいだけの男じゃダメだな
ってのも教えてくれる映画になっています。
「森と山をなめてはいかん！」と言ってるだろ
私は冬の高尾山をなめたカジュアルな服で昇ろうとした
友人男子を「山をなめてはいかん」と説教したことがある。
ナウシカの大ばば様並みに自然をなめてはいかんと怒った。
もちろん彼は高尾山で震えておった。
この映画での彼らは「魔女の森」にいくのだから
なおさら山と森をなめてはいかんのじゃ。
が、パヤパヤが残る大学生カップル3組なもんで
ちょっとキャンプ気分が抜けないのだ。
結果、山の磁場と時間の狂いに焦って
バラバラに行動するようになる彼ら。
当たり前と思って自然リズム、予定調和が崩れる時
彼らがうっかり仲間割れしている間に
魔女の森は独自のリズムを生み出しはじめていた。
まずは時間と太陽のリズムが崩れる。
夜が長くなり
夜が明けなくなる。
そして磁場の狂いか、空間の歪みか、次元の歪みか
彼らはどこに進んでも元のテントを張った位置に
戻ってきてしまうのだ。
私は前作の魔女話も知らずにみたので
ただただ彼らが
暗闇の中、現在地を失ったことに
恐怖心をどんどん大きくしている姿に
人の恐怖がどのように大きくなるか？を見た気がする。
「わからない」が恐怖の原因
- 今自分がどこにいるのかわからない
- どうして夜が明けないのかわからない
- そうやって帰ればいいのかわからない
- どうやってこの危機をのりこえればいいのか方法がわからない
- 何かいる、けどその何かがわからない
- 今自分がそうすればいいかわからない
- いったい何がおこっているのかわからない
恐怖を大きくするのも
恐怖が芽生えるのも
「わからない」からだ。
しかも私が観ていると前作知らないし
ほぼ映画のラスト以外に「それらしき異形の魔女」は出てこないので
彼らが勝手に暗闇と位置がわからなことで恐怖をでっかくしている
ようにしか見えないのだ。
時間も空間も安定していると思うと危ないかもね
全ては不安定であり
全ては仮説にすぎないし、
なんならすべては自分の思いこみ
それが現実。
時間が過去から未来に向かて流れていると思い込んでいる
実は「流れてさえいない」ってことに気が付く時に焦ったりする。
また自分が振り返った時にだけ「過去」は現れるので
未来から過去に流れているともいえる。
この世界は99％が人の脳が創ってる幻想劇だと思うと
また違った景色が見えてくるかも。
私は今幻想喜劇に脚本修正中さ。
とにかく
山はなめてはいかん！
森もなめてはいかん！
自然はけっこう凶暴なのだ。
いつでも帰れると思うなよ。
前作を知らないからこその発見を楽しめたので
これはこれでよかったです（＾＾）
