プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女深夜映画部】「キャビン」ホラー映画の裏側~胸糞悪い奴が実は自分だったという驚き

お題「最近見た映画」

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どうも~毎晩字幕映画を楽しむプロ独女みつまるです。

「いつか字幕がとれるまで」と英語耳を鍛えております(?)

ホラー映画が子供の頃から好きで心理的な描写に引き込まれる

ホラー映画が一番脳が活性&興奮するタイプの人間になっちまった私です。

 

 

今日は私の好きな心理的なゆらぎや制作者の哲学など

そんなに深読みせずに楽しめる痛快・ビジュアルホラーではないか?

と思えた「キャビン」を紹介します。

 

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このキャビン恐ろしいことに

ポスターがほぼネタバレになっているという!!!!

 

キャビン(字幕版)

ラピュタ城の心臓部を先に映画ポスターで見せちゃえ」ってくらい

おそろしくネタバレしているポスターです。

ある意味斬新。

 

さて、でも実はこのポスターにみる

「観客へのサービス精神」が実はこの映画の裏テーマではないかと

私は思っています。

 

全体には今までの名作ホラー映画へのオマージュと

「ホラー映画はこうやってつくられてるよ!」という紹介。

まーいろいろ言いたい事はあるので

本題に進みます。

 

 

 

世の中のホラー映画の裏側3つの視点

えっ?!

って思うよ、出だしから。

 

世界中のホラー映画はリアルショーなんだって!

 

神が暴れ出さないように

毎回5人の生贄がいるんだって。

世界各国にこの生贄のための施設支部があって

各国で成功率を競ったりもしている。

 

ちなみに我が日本は今のところ失敗ゼロだったんだよ。

ジャパニーズホラーが高く評価されてるようだ。

 

視点が3回くらい引いていかないといけなくて

第一のズームした視点でみると

世界を守るために古からの神へ生贄をおくる施設と

生贄に選ばれた若者のお話です。

 

第二の視点は第一視点から広角に引きます。

そうすると世界にあるホラー映画はこうして作られているんだよって話になる。

ゾンビや狼男や色々なホラーの怪物たちが施設で飼われているのだ。

 

第三の視点は第二視点から更に広角に引いてみると、

この映画「キャビン」を見ている我々の存在も

映画の中に組み込まれていることに気が付きます。

 

 

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古の神はこのリアルショーを生で見て楽しんでいる

 

毎年5人もの犠牲者を神におくるため

施設は多数のシナリオを用意し

5人の若者を誘導していく。

 

もちろんこの神の存在も

施設の存在も

生贄に選ばれたことも

若者たちは知らないのです。

 

各国でその生贄の選び方もストーリーも違うんだけど

アメリカの場合は

毎回生贄は5人と決まっていて

  1. イン ラン(ビッチ)
  2. 愚者
  3. 戦士
  4. 賢者
  5. ヴァージン

この順で生贄にささげられるところまでは絶対ルール。

 

必ずヴァージンが最後でならなければならず

ヴァージンの生死は問わないんだって。

シに相当する苦痛を味わった場合生き残っていいらしい。

 

 

あともう1つ必ずの決まりがあって

ビッチは必ず胸をあらわに晒さなければいけないんだって。

 

これらのこだわりがすべて!

観ている神を楽しませるためなんだって。

施設のシナリオ誘導係りのお偉いさんは

神のことを「観客」って呼んでた。

※ここ↑めっちゃポイントです。

 

ガスや薬、飲み物で誘導される若者たち

 

生贄は必ず若者でなければいけない。

 

なんでも「若さへの罰」なんだそうだ。

 

基本的に若者たちは直接指示もされないし

全部自分たちで選択決断した行動をしている。

 

施設は悟られないように誘導するだけ。

その小屋に5人で来ることも

ビッチが戦士をつれて森にいくのも

ガスや薬や毛染め剤などで

脳や心理的な誘導さてれてるの!

 

んで、

これも3段階くらい引いてみると

若さ故の愚行とか

反抗しているようで大人や社会に実は誘導され支配されてる若者って

比喩かもしれない・・・・。

 

恐怖に震える若者を見て賭けや宴会する施設の奴ら

ここにめっちゃ嫌悪感。

「なんだこいつら!」って思った。

 

ビッチが胸をあらわにするときも

ビッチと戦士が夜の営みに及ぶときも

モニターの前で大喜びの施設の人々。

 

更には最後ひとりになって

ゾンビに襲われる清き乙女の暴行される

画面を見ながら

4人の生贄完了のパーティーはじめちゃうの!!!!

 

 

胸糞悪いわっ

施設で1人だけ

彼らに失礼だと怒る青年がいるけど

何だかんだ彼もエロいシーンは観ているという。。。

 

愚者は常に予測不可能な事態を引き起こす

痛快すぎる!

というよりも

ずっとスタートから煙でラリってたけど

施設から愚者とされてた彼が

誰よりも頭いいと私は思ってたよ!!!!

 

知識あるし、

異変に敏感だし、

人の変化にも敏感だもん、

冷静に状況を分析するし、

行動は大胆だしよ~。

 

世の中を変えるのはいつも愚者なのだ!

正確には

周囲から変わり者とされている「天才」といったところか。

 

昔の乙女と今の乙女は違う

 

※乙女=ヴァージンと訳して読んでね

 

映画の中で

予想外にタフでしぶとい生き残りの清き乙女に対して

施設の奴が言った言葉。

 

「昔の乙女は反撃なんてしてこなかったのに」

 

という予想外のことに

シナリオ通りすすめるため忙しくなる施設の人々。

 

壮大なブラックジョーク満載な映画キャビン

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ここまで読んだあなたはお気づきだろう。

 

この映画が相当に観ている観客自身を皮肉っていることを。

 

この悪趣味な生贄を定期的に求める古の神とは

ホラー映画を見ている観客の事なのだ。

 

そう私!

私なのよ!

あの胸糞悪い施設の人たちと一緒になって

私もモニター越しに彼らを見て楽しんでいたんですもん。

自分は安全な場所から。

 

ちょっと

ショックだわぁ。

 

まー認めるけどさ。

 

ちなみにビッチの扱いがひどいのは

世間の目そのままなのでしょうか?

 

乙女は最後まで生き残るんですが

その分恐怖がビッチの5倍!!!!!

はたしてこれは優遇なのか・・・。

生き残れる可能性はあるけど。

 

 

女性の担当が

ビッチか乙女しかなくて悲しい。

賢者とか勇者や愚者になりたい。

 

いろいろと結局は考えさせられる映画でした。

どうでもいいんですが乙女役の女性・・・めっちゃ綺麗です。

 

今日は何観ようかな~ホラー映画を今日も観るプロ独女みつまるでした。

 

 

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