※これはBBAが今 読みたい本としてチェックした1冊です。
今回の話は「未来の価値」が関係しているので、ちょうどいいかと(^^;)
世界経済・市場経済の成り立ちから追っている「BBAの世界経済」シリーズ!
本日は【金融の黒魔術②】でございます。
この謎を追いながら
「金融機関(銀行)」って何してるんだ?!
って部分を詳しく見ていきましょう。
参考書はこちら
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本日は、銀行が持つ巨大な力の1つ
“市場経済に大規模な循環を起こす力”
の原動力「借金(貸付)」の仕組みを深堀り。
銀行と起業家が見つめる「未来スクリーン」
銀行と経済、
銀行と起業家(事業者)、
の関係を知るために、彼らの目線の先を追っていきましょう。
彼らが何を見ているかと言うと
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現在側から半透明のスクリーン越しに
ぼんやりと見える未来を見つめている
銀行はスクリーンの前に企業家を座らせ
起業家はぼんやり見える未来から必死になってチャンスを探す。
起業家は未来に手を伸ばしてチャンスを掴む
そして、ぼんやり見える未来にチャンスを見つけると
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未来に手を伸ばして
チャンスを掴み、現在に持ってくる!
つまり
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未来の交換価値を現在に持ってくる
そして、この未来から持ってきた交換価値(チャンス)を
もとに借金をする=銀行に借金を申請
金融機関は未来のツアーガイド
起業家が掴んだ未来の交換価値(チャンス)を
現在に持ってきて実現するために…
そのために起業家に金を貸すために金融金がいるのである。
起業家がタイムトラベラーだとすると
銀行はツアーガイドなんだそうだ。
ここまで見てきたところ
そんなに怪しくもないし「黒魔術」の影もないように見えますよね。
では、問題です。
銀行が未来の交換価値に与えるその金、
起業家に貸す金はどこから現れたお金でしょうか?
この部分こそ「無知な私」が
大昔の知識しかなく誤解していた部分だったのです。
次回は「銀行が貸すお金の出どころ」を見ていきたいと思います。