今日はここから。
学んだことをできるだけ図解で理解(?)
では、銀行の黒魔術により
歪んでしまった社会経済を誰が救ってくれるのか?
その救世主の登場です。
ヒーローなのか、より巨大な力を持つ黒魔術師なのか??
- 金融危機から不況:経済が負のスパイラルに陥ったら
- その時、国家と中央銀行が登場!
- 中央銀行 > 銀行の関係
- 中央銀行 VS 普通の銀行
- 人々の不安を鎮めるため、国家が更に動く
- 信用経済における国家の重要な役割
金融危機から不況:経済が負のスパイラルに陥ったら
このまま、経済崩壊し社会が停止してしまうのでしょうか?
過去を見ても、そうはなっていませんよね。
危機は何度もあったけど、その都度「何とかしてくれる」存在が…誰?
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その時、国家と中央銀行が登場!
国家が金融システムに介入
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中央銀行が“どこからともなくパッと金を出す”魔法を使い、
そのお金を銀行に貸し、銀行を救うのだ!
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国家は銀行が健全になるまで「その債務リスクを負う」宣言をする
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こうした人々の不安を抑えるために。
中央銀行 > 銀行の関係
中央銀行が「パッとお金を出す」金融魔術を使う目的は
- 銀行を救済し、
- 金融の黒魔術で崩壊しかけた経済を元に戻すこと
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しかし、中央銀行の役割と魔力が
中央銀行と銀行の関係にある種のパワーバランスをもたらす。
中央銀行は危機に陥った銀行を「救う」か「破綻させるか」を決められる。
危機の中で「どの銀行を救うか」「どの銀行を見捨てるか」権限を持つように…
中央銀行 VS 普通の銀行
とはいえ、
中央銀行と普通の銀行の関係は微妙(^^;)
中央銀行は銀行が黒魔術を使いすぎて
金融不安を招かぬよう指導するのだが
黒魔術を使うほど、銀行は儲かるので
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この関係は…国税局と法の穴をくぐって所得隠しや
表向き「節税」にみせた、飛び地を使った脱税する企業や金持ちに近いモノがある。
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その結果、どうなるかというと
人々の不安を鎮めるため、国家が更に動く
この大衆の不安のざわめきが何より危険なので
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混乱を起こさないように
国は更に手をうたねばならなくなり、
※ただし、保証には制限があるよ
国が一定金額までは預金を保証してくれることに。
こう宣言してることが大事。
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この政策により
中央銀行もまた金融の魔術を使い続けることに
もはや、こうしなければ経済は回らないのか!?(そうだね)
信用経済における国家の重要な役割
「経済」の基盤となっているのは
石や貝殻のおカネの時代から現在まで変わらず
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その経済を、その社会を、その価値を、その数字を
世の人々が信用できるかどうか!
これが経済の基礎であり土台になっているので、
国家の重要な役割がこちら
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この国を
この社会を
この経済を
この国の通貨を
「信用して大丈夫ですよ」
って示すこと、示し続けること。
人々が安心して経済活動に打ち込めるのだ。
次回は更にこういった社会・経済構造の中での
政治家と銀行家の関係に迫って行きましょう!
※半沢直樹みたいになってきたぞ
では、また~☆