本来、「誠は産業を発展させる」はずだった・・・
だった・・・だった・・・・だった・・・
今はどうなんだろう?
イライラ社会を生き抜くために
四諦八正道の「正道」を歩むため
武士道で柔軟で柔らかい心と日本の精神を
再構築中のBBA私です。
理不尽な世の中に心が折れそうな時
変な精神ビジネスに頼る前に読んでほしい
ブッタの説く「四諦八正道」の解説はこちら
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武士道が一番心にすんなりきたので
武士道を使って修行中
私の教科書はこちら
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5千円札の新渡戸稲造氏の著書だよ
義・仁・勇・礼ときて
今は「誠」の心を習得中
富と権力の集中・独占は人も国も腐らす
新渡戸稲造氏の書いた「武士道」を読むと
「誠」の章に
モンテスキューの言葉や
「西ローマ帝国最後の時代」の著者ディル教授の言葉を
通して、こう書かれている。
「富と権力の集中・独占は人も国も腐らす」
特に
富が権力者に集中する
権力者が富に溺れる
など富と権力の両方が少数の人に集中し
独占されることが「国が滅ぶ」ことにまでつながる、と。
富の集中
権力の集中
これもろくなことないけど
歴史を見れば常に富と権力は
少数の人の元に集中している。
それが今の世界経済の歪みや
紛争、戦争、テロなどを招いているんでしょうね。
しかし、こうも書いてあるのです。
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誠がもたらす産業・政治・哲学の発展
アイルランドの歴史家レッキーによると
誠がもたらす3つの要因として
「産業・政治・哲学」をあげている。
これは相互関係にあるようで
誠により産業・政治・哲学が発展するし、
産業・政治・哲学の誠による発展が
更に人や社会の誠を成長させることに繋がる
ということらしい。
逆に言えば
誠なき産業・政治・哲学は
人や社会から誠を奪っていく
誠を消滅させる・・・ってことじゃない!?
レッキーは面白いことを言っている。
「誠は主に商業によって成長する」
(☆―☆?)はっ??
今の嘘や詐欺や情報操作で溢れる世の中では
いまいちピンときませんが
アングロ・サクソン民族の優れた商業道徳を用いて
こう解説されています。
「正直は最善の策である」
正直は引き合う、というのです。
正直な姿勢で商売していれば
自然と正直な相手と縁ができる。
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信用、信頼の中で商売できる
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結果的に正直は嘘をつくよりも多くの利益を得るんだって。
誠がもたらす「信用と信頼」かぁ。
確かに政治にも誠があってほしいっすな。
富と権力に心を奪われると誠を失くす、そうならない為に
嘘、偽りは「心の弱さ」で
欲に溺れているか、恐怖に負け卑怯で臆病になっている状態。
富と権力に心を奪われると誠を失くしてしまう・・
そうならない為には
「名誉」と「恥じを知る」ことが大事なんだって。
「名誉」という命以上に大事な価値と
純粋な徳の土壌となる「恥」の感覚を
心に持ち、忘れない事で
富と権力に負けて誠を失くすことを防げるようです。
この武士道の説く「名誉」と「恥」が
私が思っていたのとちょっと違ったので
次回の修行はここを深堀していきます。
では、また~☆