ガニー軍曹のミリタリー大百科見るまで「武器」についての知識ゼロだった私です。
そもそも「無知BBA」なのですが、それでも「見たことある=知ってる」
という気になれるポジティブさ(?)は持っている。
元気を出したい時には「ガニー軍曹」を見る!
これに限る(^^)
ということで今回選んだのが#11:ライフル銃の回です。
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「ガニー軍曹のミリタリー大百科」
知識がないからこそ、未知の世界故に知る楽しさが詰まっております。
今回もだいぶ「へ~」がたくさんあったよ!
- ライフル銃は銃身が長い銃をさすわけではない!?
- ①1700~1815年 BROWN BESS MUSKET
- ②1725年 KENTUCKY LONG RIFLE
- ①と②は独立戦争で闘っいあった銃
- 先込め式銃の弾の装填法にびっくり!
- 小銃とライフルとライフル銃??
ライフル銃は銃身が長い銃をさすわけではない!?
今回一番驚いたことがこちら
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”ライフル銃=銃身内部にライフリングが彫られている銃”
ライフルって銃身が長い銃のことじゃないの!?
(BBA心の叫び)
こちらの違いわかりますか?
どっちか一方がライフル銃です。
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この横からの見た目だけでわかったら
相当な銃マニアなはず!
では、この2つの銃の違いを説明しながら
「ライフル」の進化の歴史へGO!
①1700~1815年 BROWN BESS MUSKET
DENIX デニックス 1054 マスケット銃 ブラウンベス
こちらは「マスケット銃」です。
銃身内にライフリングはほられていません。
銃身内に溝が無い単純構造なため、どんな弾でも使えるという利点も。
散弾も発射可能だとか…
イギリスの帝国拡大に貢献した銃です。
欠点:銃弾を飛ばすが弾が回転していない為、命中精度は悪かった
ここを改良したのが
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②1725年 KENTUCKY LONG RIFLE
DENIX デニックス 1137 ケンタッキーライフル ブラック/ゴールド
どこが違うの?って思うでしょ
でも。これ、銃口側から覗くと一発で違いがわかるんですよ!
弾を回転させて飛ばすために
銃身内にらせん状に走る6本の溝が彫られているんです。
※これを「ライフリング」というのだ
このライフリングのおかげで高い命中率を得た銃なのです(^^)
①と②は独立戦争で闘っいあった銃
注目すべきはこの2つの銃は実際に
独立戦争で闘い合った銃だということ!
イギリス⇒①ブラウンベス マスケット
アメリカ⇒②ケンタッキー ロング ライフル
DENIX デニックス 1054 マスケット銃 ブラウンベス
イギリス側のブラウンベス マスケット銃は
射程距離45mを過ぎると、ぐっと命中精度が落ちてしまう(;;)
ただ、アメリカ側のケンタッキーライフルにも欠点が…
DENIX デニックス 1137 ケンタッキーライフル ブラック/ゴールド
「銃弾の装てんに時間がかかる」のです。
どちらも先込め式の単発銃なので
結果的にはどちらも時間がかかるんですけどね(^^;)
実演ではケンタッキーの方が装填時間かかってました。
先込め式銃の弾の装填法にびっくり!
紙にくるんだ弾薬を銃の先から入れ
銃身下に装着されてる付属棒で奥まで押し込む。
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それから銃弾(鉄や鉛の球)をこれまた銃口から入れ
棒で奥まで押し込むわけです(^^;)
面倒やろ!
そう思うと銃身長すぎやろ~
気になる方は銃の歴史をどうぞ
小銃とライフルとライフル銃??
「小銃」っててっきりピストルのことかと思っていた無知BBA私です。
今回のライフル銃とマスケット銃について
ガニー軍曹TV鑑賞後にウィキってみたら
どちらも「小銃」なんですよ!!!
◆小銃とは
”兵士が個人で使う軍用銃で、軍隊で最も一般的な小火器”
”小銃一般を指し、ライフルと呼ぶこともある”
だっつーんですよ!!
ライフリング無くともライフルっていっちゃうんかい!?
「小銃」の定義ではライフリングの有無を問わないそうです。
◆ライフル銃
全米ライフル協会では「ライフル銃」の定義を
”ライフリングを施した肩持ちの銃”としているようです。
なぜなら
野砲から拳銃、機関銃まで
他にも「ライフリング」が施された
銃身をもった武器が多数ある為
そうだよね、確か「007」だっけか?
オープニングの拳銃?ピストル?の銃身内部から覗くような演出ショットの時
ライフリングの溝みえたもんね(^^;)
こうして、私の「ライフルを知る」旅は始まったのです。
つづく