「命」がもつ意味が強く示されている一文かも。
「古代日本の智・祖先からの宝」を得るために 宝探しの冒険中な私です。
では早速「古事記」の解読を進めてまいりましょう~
美斗能麻具波比→第一子「水蛭子」(これは名ではなく子の状態を示す言葉)→第二子「淡嶋」(これも名ではなく生まれた嶋の状態を示す言葉)と続けて「未完の子」が生まれたことで 「不吉」なものを感じたイザナギ命とイザナミ命は話し合って、天つ神のもと参り、報告と相談をすることに…
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共に参上り、天つ神の命を請いたまふ。
尓して天つ神の命以ち、ふとまにに卜相ひて詔りたまはく、
「女のまず言へるに因りて不良し、また還り降り改め言へ」とのりたまふ。
(「古事記」より)
ここで今まで以上に「天つ神の命」が示す「命(みこと)」の意味がはっきり見えてきた気がしております。
「天つ神の命」を請い願ったわけですよね。
ここで「神の命」の姿がはっきりしてきたぞ~
→「命(みこと)」=御言+御事
正しき道(道理・条理・天の理)に導く「神の御言+御事」なのだ!
ここに気付けたとき、なんだかめっちゃ「スッー」としたんですよね(不思議)
(つづく)