タイトルがちょっと下手くそですが、このTED動画で語られている内容は
もっと深く濃いです。
世界で3人しか症例のない難病をかかえ、その特異な外見故に酷いいじめにあってきた彼女が経験を通して見つけ出した「自分の存在を決める方法」ですから。
どうも、いいモノはどんどん共有していくつもりなので
今回私がズンッときた彼女の講演をこのブログを読んでくださっている
あなたにもお届け。
自分の存在を決める方法 | リジー・ベラスケス | TEDxAustinWomen | TED Talk
今、TEDで講演している彼女は
本当に明るくユーモアもあって素敵です。
でも5才からはじまった「いじめ」や「自分はどうしてこんな病気なのか?」
「自分はどうしてこんな外見なのか?」という葛藤は壮絶です。
「いじめ」も幼稚園から小学校、中学校、高校と成長するにつれ
陰湿さと悪質さを増しているので
今、彼女がユーモアを交えて当時のことを語っているのが奇跡にも思えます。
「世界一醜い女」
と題した動画がいじめる側によりアップされ
400万再生され
「お願いだから銃で自〇して」
というようなコメントを毎日のように受ける彼女。
そんな中で彼女は
自分の病気を恨み、外見を恨み、
「何とかしてください、明日目覚めたらすべてが変わっていますように」
と髪に祈りながら絶望と闘っていながら気が付くのです。
「自分の存在を自分をバカにしている人たちに決めさせていいの?」
自分の人生は常に私の手の中にあった。
自分は自分の人生を選択できる。
人生のハンドルを私は握っている。
自分をバカにしてきた人を見返すには、変わった自分を彼らに見せる事だ。
容姿や持って生まれた病気や周りの人の態度によって「私が決まる」わけじゃない。
容姿も病気も周りの人の反応もコントロールはできないけど
「自分の生き方」は自分で決められる。
いじめやマウンティングする人について以前私が考察した投稿
↓
彼女はそういった人たちに「私の存在を決めさせてはダメだ」と
立ち上がった。
「自分がどうなりたいか?」ここに集中することが大事だと
彼女が教えてくれます。
周りの評価に振り回されないで「自分がなりたい私」になっちゃえば
それが結果的に周りの反応も変えてっちゃうんだよね。
胸を張って生きる、
成りたい自分になるために目標と計画と勇気をもって
進み続ける人は強い意志と同じような強い力を持つよね。
目標を達成していくことで
実績を積み重ね
自分を誇れるようになれば
辛い過去も彼女のように語れるようになる。
彼女がそれを実際に証明してくれてるから。
彼女から学んだことといえばもう1つ。
無知であることは残酷で
私も自分が彼女と同級生で5才の園児であったなら
彼女を傷付けた側と同じ行動をとっていたとも思える事です。
今の42才の自分だからわかることって多い。
「人と違う」
「外見がみんなと違う」
こういったことって未知に対する恐怖と
孤立側ではなく「集団側にいる安心」と
が合わさって5才の私は彼女を傷つけていたかもしれない。
今はむしろ「人と違っていい」と思うし
むしろ
- 「何をしている人か?」
- 「何に興味を持っている人か?」
- 「どういった意見を持っている人か?」
- 「どんな人生の計画を持った人か?」
こういった点で人と接しています。
だいぶ人間らしい考えになってこれた自分が今ここにいることに
彼女のおかげで気が付けました。
歳を重ねるということは
人を理解できるようになっていくことなんでしょうね。
彼女の両親の愛情と彼女の強さにちょっとでも触れることができて良かったです。