プライムビデオでは「ドキュメンタリー」推しの私です。
『ジャイアント・ビースト~グローバル経済』にハマり中
#1「マネーロンダリングの手引き」がめちゃくちゃ面白い!
★Amazonプライムビデオ
「ジャイアント・ビースト~グローバル経済」
第一話:マネーロンダリングの手引き
⇓
私も「どうしてこうなった日本経済&イライラ日本社会」の謎を
追っていく中で「タックスヘイブン」を使った脱税や資産隠しの手法を
知ったのですが、
※このシリーズ①~⑫で1つであります
この番組はさらにグイグイ掘り下げ攻め込んでいます。
すごく面白かったので
「ここ見て!」というポイントと学びを
書いておこうと思います。
- 番組ホスト役カル・ペン氏が100万ドルを手に実際に現地へ!
- マネーロンダリングを可能にしているモノ
- 「パナマ文書」巨大金融データ流出の裏側
- パナマ文書が暴いた法律事務所の手口
- 次回は米国銀行と元FBIに接触よ
番組ホスト役カル・ペン氏が100万ドルを手に実際に現地へ!
※シャイアント・ビーストより
この人が番組ホストのカル・ペン氏です。
役者・コメディアン・タレントなど多才に活躍中
このドキュメンタリーシリーズは
アダム・マッケイ監督の「マネー・ショート」シリーズの様に
スマートかつスタイリッシュかつエンタメ性も加え
一風変わった切り口からグローバル経済を解き明かしていく
というのです。
※ホントにめちゃくちゃ面白いよ
今回の「マネーロンダリングの手引き」では
ホストのカル・ペンが100万ドルの現金をカバンに詰め
マネーロンダリングに関わってきた
- 元捜査関係者
- 犯罪歴のある人達
- 金融ジャーナリスト
- 犯罪ジャーナリスト
- 関わる弁護士
などなどの人たちに会い、
世界に通ずる地下組織のマネーロンダリングシステムについて
段階的に学んでいく。
マネーロンダリングを可能にしているモノ
犯罪組織やテロ組織のお金だけでなく
富裕層の資産隠しや脱税にも切り込んでいく
とにかくマネーロンダリングは
「資金洗浄」と言われるように
違法行為・犯罪行為で得た金や「出所を明かしたくない金」を
胸を張って堂々と使える合法資金へとみせかえするのだ。
汚れた闇のお金が、無垢の輝きに!
そんな「お金の洗浄」を可能にしているのは
主にこの2つ
⇓
逆に言えば
この2つがある限り
マネーロンダリングは無くならないのさ。
よく見て!φ(..)メモメモして!
- 国際金融システム
- 弁護士たちの非公式ネットワーク
国際金融システムは「走り出したら止められない」が如く
各地、各国の経済が世界経済という巨大な経済に
飲みこまれてしまった結果・・無くすことはできません。
人よりも簡単に
「お金」は国の壁、時空の壁を超えて
飛び回っている。
そして、その速度はどんどん加速度を増しております。
弁護士たちの非公式ネットワークもね・・
たぶん無くならないね。
だって・・・このドキュメンタリーを最後まで見れば理由がわかる。
でも、その存在がバレちゃって大騒ぎになったのが「パナマ文書」事件よ。
「パナマ文書」巨大金融データ流出の裏側
巨大な金融データ流出を報じた国際報道チームの一員
ヤン・ストローズィック氏に会い話を聞く。
このデータ流出の裏側・・
この本に書いてあった通りだった!
⇓
ある日、密告者がヤン氏に近づいてきて
「データ流出に興味があるか?」と持ってきたのが
有名なこのデータ!
※ジャイアント・ビースト #1より
◆パナマ文書=2.6テラバイトのデータの中身とは?
2.6テラバイト=1,150万個のファイルには
大金隠しに使われた秘密の会社の情報が!
この法律事務所モサック・フォンセカの機密文書の流出で
富裕層のマネーロンダリングに彼ら弁護士がどのように
協力していたかを暴露!
彼らの顧客は200か国、21万4000社に及ぶ。
(※わかっているだけで)
200か国・・・世界中の国が関わっているじゃん
ヤン氏曰く、今も捜査進行中なので
内心気が気でない彼らの顧客だった人たちが多いだろうと。
ちなみに、密告者ってのは、ここが関係している
⇓
パナマ文書が暴いた法律事務所の手口
これは、私がタックスヘイブンを使った
グレーマネーで書いたままでした。
タックスヘイブンに実体のないダミー会社を作って
銀行口座を作って資金移動を繰り返し
「きれいなお金=すぐに使えるお金」にして
手元に戻すってやつね。
法律事務所モサック・フォンセカは
ダミー会社の設立が主な仕事なのさ。
◆彼らの顧客
- ドラッグ・カルテル
- マフィア
- 武器のディーラー
- 有名企業
- 富裕層
- etc....
口座開設の話については
マイアミの弁護士が詳しく教えてくれているので
しばしお待ちを。
次回は米国銀行と元FBIに接触よ
今回はここまでです。
次回はカルが実際に100万ドルを手に
アメリカの銀行窓口にいって口座開設に挑戦!
窓口に現金で100万ドル持ち込んだら
米国銀行ではどんな対応するでしょうか?
また、「法律をつくる場所」にカルは向かい
元FBIで今はマネーロンダリング対策に取り組んでいる
捜査員に話を聞くよ
こちらの見どころをお伝えします。
では、また~☆