ドキュメンタリー「100億人ー私達は何を食べるのか?」
では現在の工業化農業や書き換えられた農業生態系の問題指摘だけではなく
今の状況を変えるために行動してる人達を追いながらヒントをくれます。
まだ観たことない人は見ておいた方がいい
迫りくる2050年世界人口100億人の食糧危機を考えるドキュメンタリー
⇓
このドキュメンタリーに関する
これまでの私のブログ投稿
⇓
内容をざっとまとめているのはこちら
こちらは世界の種子市場~工業化農業の元にある交配種について
市場を占める種子企業大手の顧客基盤はどこか?
世界の農業が世界的な種子企業大手数社に依存・支配されていることに触れました。
その種子市場大手のお得意先・顧客基盤はどこか?というと、、、
このドキュメンタリー動画の中で
企業の人がインタビューで答えてくれています。
⇓
「特に、東南アジアの小農家は現在 私たちの主な顧客基盤です」
※交配種や遺伝子組み換えの中でも特に「稲」について話題にしていた中で
交配種の種子は農家が再生産できないので
毎年企業から種子を買わなくてはいけません。
大企業に依存し、大企業に支配されてしまう(;;)
それでも世界では交配種の使用が増えているのです。
東南アジアの米作地で起きていること
交配種のもつ弱点・リスクが浮き彫りになる現実が映し出されている。
◆インドの米作地の悲鳴
5日間の洪水により交配種(スワルナ)の稲は全滅。
その全滅した稲の横には
洪水を生き延びた在来種の稲が風に揺れている。
同じ土地の米作地で
交配種と在来種の洪水による影響の明暗が
目に見えるはっきりした形であらわれた。
在来種は「生きている」ので環境に適応する。
交配種は「プログムされた種子」であり
いわば工業製品なので独自の変化はしない。
交配種は収穫量をアップさせる利点と共に
1つのきっかけで全滅するリスクも持っているのだ。
農家にとっては死活問題(;;)
◆自分たちの農業を守るための「種子バンク」
インドの農業関係者も気が付き動きはじめている。
早く&多く収穫することよりも
洪水に耐えることができる、環境で生き延びる米が大事!
土着品種・在来種を育て種を保存している
「種子バンク」がインドの村々には存在している。
インタビューにこたえる
インドの種子バンク代表の女性は語る。
「津波や洪水などの厳しくなる気候変化に、農家は土着品種に立ち返っている」
この女性が代表を務める種子バンクでも
727種の稲種を育て保存しているという。
インドの村々に、
こういった種子バンクが
できているというコトは
私達にも大いに参考になるのではないか?
2050年に向け自分の食を見直してみる
ひとりで何をどうはじめればいいか
正直言って焦ってりわかっていない。
「実家の庭を菜園にする」計画を立ててみたり
日本の米、野菜、肉を意識して買って食べるようしたり
毎日ごはんと味噌汁を摂るようにしたり
- 日本の農業を守ること
- 自分でも小規模でも生産基盤をもつこと
トンチンカンながらも意識して
「どうする?何する?」を思考して
すぐにやれることからやっている。
種と農地を持つ人、
農作物を生産できる人(特に穀物と大豆)
がこれから石油関係の人たちくらいになるのかも。
土づくりで虫との共存を覚悟はじめた私です。
豆苗の2次収穫に失敗した経験がちょっとネック。
乗り越えたいよ~(><)
では、また~☆
Newsweek (ニューズウィーク日本版)2018年 7/10号[2055年危機 100億人の世界]
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2018/07/03
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る