「わかった!」という理解できたときの爽快感にはまっている独女みつまるです。
英語脳用の脳神経ネットワークをつくるため頑張っておりますが
脳のコリをほぐすためにTED動画を見ながら数学的パズル的な思考も使おうと
見たのがこちらです。
私は1回目聞き流した時は実は「???」となってしまった。
そこでしっかりきいてみて
「情報のコード化のすごい力」に触れることができ興奮した!
- 言葉に特定の意味を持たせる
- 言葉に仲間にだけ通じる意味をもたせる
- 言葉を定義しなおす
「黒」・「白」という言葉に
本来持つ色を示すものではない
2つ以上の情報を持たせる!
そういったことが
いかにすごいことなのかわかった。
そう思うとDNAの情報コードの凄さがもっと実感できた。
宇宙人に囚われた9人が挑むゲーム
どんな内容のお話かというと
宇宙人に囚われた9人のが
宇宙人の考えたゲームに挑むのです。
9人全員正解すれば解放され助かり、
間違えれば宇宙人に食べられてしまいます。
9人を背の順に並べます。
そして黒と白の帽子をランダムに宇宙人が被せていきます。
帽子の色は
各色何個あるか?は宇宙人のその時の気分次第で決まっていません。
わかっているのは白黒合計9個ということだけ。
みんな前(自分より背の低い人の方)を向いて1列に並んでいます。
この状態で自分の帽子の色を当てるというゲームです。
帽子当てゲームのルール
背の順に1列にならび、列を外れたりずれたりしてはいけません。
体の向きは常に一番背の低い人を先頭にした前向きです。
- 振り返って後ろの人を見てはいけない
- 列を外れてはいけない
- 「黒」と「白」以外の言葉を使ってはいけない
- ゲーム開始後相談禁止
- 音やジェスチャーでの合図禁止
- 背の高い人から自分の帽子の色を答えていく
ルールを破ったら即食べられちゃいます。
ただ宇宙人のなかなか親切な所は
ゲーム開始前に9人に5分相談の時間をくれるのです。
「どうやったら9人全員が正解できるか?」
9人は話し合います。
私は聞きとれなかったのですが
1度の失敗は「OK」ということらしいです(^^;)
あなたならどうこのピンチを切り抜けますか??
9人の出した答え・コード化戦略
この9人が5分相談した結果が素晴らしい作戦を生み出したのです!
自分以外の全員の帽子を見ることができる
一番背の高い人から順に帽子の色をこたえていくのがポイントです。
1番初めに答える①の人に全員の運命がかかっているんです!
①の人だけ
自分の帽子の色ではなく
みんなが自分の帽子の色を推測するために有効な情報を答えます。
ただし使える言葉は「黒」か「白」だけ。
②の人は①の人の回答(コード化されたヒント情報)をもとに
自分の帽子の色を答えます。
↓
③の人は①の人のヒント情報と②の人の帽子の色をもとに
自分の帽子の色を答えます。
↓
④の人は①②③の人の回答をもとに自分の帽子の色を答えます。
↓
先に答えた人の答をヒントに自分の帽子の色を答えていく。
では、①の人はどんな回答をすればいいのでしょうか?
みんなに自分から見える情報を伝えるにはどうすればいいでしょうか?
このゲームに勝つために
「白黒の9個の帽子」がキー情報ですよね。
色と数・・・・
①の人だけ
自分の帽子の色ではなく
「黒」と「白」にそれぞれ(色と数)2つの情報を持たせます。
ゲーム前の9人での話し合いで①の人が答える
「黒」と「白」の言葉の意味を定義しなおし共有します。
情報のコード化や!
情報を操る力と戦略のすごい力を見た!
①の人は前8人の帽子を全部確認できるので
黒が3つあることを
「自分から見える8個の帽子は黒が奇数個だよ」
とみんなに教えます。
①の人が「黒」と答えた時に
②~⑨のみんなが8個の帽子の内、黒い帽子が奇数個あると知ります。
②の人から見ると「黒い帽子は3つ見える」
ということは
「私の帽子は白だ!」とわかります(^^)
「私の帽子が黒なら①の人からみた黒い帽子は偶数個になっちゃうもの」
↓
③の人は自分が答えるまでに
- ②~⑨までの8個の帽子の中で黒帽子が奇数個ある
- ②の人の帽子の色は白
という情報を手にしています。
そして自分から見た前の人たちの帽子で黒は2つ
ということは「僕の帽子の色は黒だ!」とわかります。
↓
こうして①の人の暗号ヒントと
自分より前に答えた人の帽子の色の情報
をもとに各自自分の帽子の色を答えていけるのです。
①の人が答えは
そもそも「自分の帽子の色」ではないのが心配ですが
1度の失敗はOKなので焦らなくてOK。
なぜならそもそも2色しかないのと
①の人以外はみんな正解を答えているので
1回目の回答で失敗しいても
①の人は今度は自分の帽子の色が「白だ!」とわかるのです(^^)
情報をうまく使うと成功率がグッとあがる
9人がただやみくもに自分の帽子の色を
「白」か「黒」か答えていれば
各自が正解率50%であり、9人全員がみんなで正解するのは至難の業!
ところが、一番初めに回答する①の人が
コード化した情報をうまく使うことによって
正解率は②~⑨の人⇒100%、①の人⇒50%となります。
しかも2回目の回答なら全員100%間違いなし!
ということで
やっぱり頭脳を鍛えようと強く思った私です。
脳は使わないと石化するのが超速い・・・。
あと
論語に学ぶ (PHP文庫)を読んで人生を通して
「人格」を磨くことの大事さも学んだ。