【こんな上司シリーズ】も3回目となりました。
- こんな上司は嫌だ
- こんな上司になりたい
の2つの意味をもったシリーズとなります。
どうも、人材育成方法から自己成長へと応用もしていこう
と思うプロ独女みつまるです。
過去の投稿はこちら
読書で学んだことのアウトプットに書いているので
まずは今回の学びとなった本の紹介。
起業目指す人もそうでない人にも役立つ仕事のコツ満載の良書です。
やたらと起業を煽ったり、フリーになれといった本ではありません。
では3つのポイントを書いていきます(^^)
部下の能力を伸ばすための3つのポイント
前回までの「こんな上司シリーズ」で
- コミュニケーションをとり、部下の強み・弱み・性格・思考の把握をする
- 強みを伸ばして、強みの掛けあわせでチーム力を最大化する
というところまで書きました。
今日はここから先に進みます。
先に3つのポイント発表しちゃいますね。
- 部下が倒れない程度に、負荷のある課題を出す
- 小さな成功体験を積み上げさせ、段階的に成長させていく
- 必ず結果について「成功の要因」「失敗の要因」を問いで投げかけ検証する
これは上司が部下を人材育成する場合だけでなく
先輩が後輩に仕事を教える時でも同じように使えるし大事です。
また自分自身の成長にためセルフコーチングの手法としても有効だと思います。
特に「3」大事ですよね。
新人に仕事を教える初期段階の3つのポイント活用
今回の学びの教科書である
で著者の大竹氏が新人を育てるためにとっている方法を教えてくれました。
上記の3つのコツを具体的に見ていきましょう!
①実際に成果が上がる瞬間を部下の横で自分がやって見せる
※営業なら同行してまずは実際の仕事を見せる
ここで重要なのは別に成功の場だけじゃなく
そのまま失敗になった場合でもいいのです!
とにかく実際の仕事を一緒に体験することがまず大事。
成果が上がる瞬間だとより良いですってだけ。
そんでここからが大事!
② 実際に仕事を見せた後に、その時を振り返りながら
- 成果につながった場合は「何がよかったか?」
- 失敗した場合は「何に失敗していたか?」
部下に質問することで
先ほどの仕事を臨場感持って結果から学んでもらうのです。
言葉や行動で教えるだけではなく
新人(後輩・部下)が自分で思考して答えにたどり着くと
経験としてみにつくようになっていく。
実際の仕事の現場を一緒に体験してもらった後が重要なのです!
①よりも②の部分に新人教育の場合「部下の能力を伸ばすための3つのポイント」
が全部含まれているんです。
先輩や上司の仕事を分析・検証して考えるのは
相当な負荷がかかっていますよね。
そしてここでの「成功体験」とは
自分で考えることで新人(後輩・部下)が
「わかった!」という感覚を得ることです。
まずは初期段階はこの①,②の繰り返しで
どんどん「わかった!」という実感と経験を積み重ねること。
問いに対する部下の答えを否定しない
「自分で考える」という事が大事なのです。
行動に対する結果を分析・検証して次に活かす習慣を持つ。
成果を上げる方法や失敗要因のデータを蓄積していくことで
仕事の成果を高めていくのが目的。
そのため、あなたの問いに
部下が考えて出した答えに対して
否定はできるだけしないこと。
その代り、アドバイスや提案でもっと広い気づきや
視点を変えることで
あなたの教えたい部分に本人が自分で「わかった!」となるよう
サポートしていきましょう。
部下の答えを否定しないことは
上司・先輩であるあなたのプラスにもなるはずです。
フレッシュな視点からの意見や不慣れだからこそ気が付く意見は
慣れてしまった者にとって貴重なアドバイスに繋がることも。
あと、やっぱり正解、不正解じゃないですからね。
立場が上の人に否定されると萎縮しちゃって
顔色見ながら答えるようになっちゃいますから(^^;)
実は私はここができていませんでした。
「ちがうでしょ、この場合はこうでしょ」
みたいな指導してました。
自分も視野が狭かったな・・・と反省しています。
自分は正解を知っているという意識は
仕事に対する傲慢さを生んでしまいますからね。
怖いことです。
よき上司への道は続く。
では、次回の「こんな上司」シリーズをお楽しみに~